~内閣府の政策アイデアコンテスト受賞企画の実現へ、官民が連携して新たな取り組みが始動~
2022年末、鳥取県琴浦町に嬉しいニュースが届きました。12月に結果発表された内閣府の地方創生アイデアコンテストで、琴浦町役場勤務の若手行政マンによる政策アイデアが優秀賞を受賞!これは3年がかりの取り組みの成果で、その舞台となり町を代表する観光スポットに生まれ変わった一向平キャンプ場では、新たな政策アイデアを実現するための準備が進んでいます。具体的計画の発表と募集開始は2023年春頃となる予定です。
●地方創生の注目すべき政策アイデアとして優秀賞を受賞
内閣府主催の「地方創生★政策アイデアコンテスト2022」受賞の政策アイデアとは、「アウトドアに特化した起業家養成塾 鳥取県をアウトドアの聖地に」。琴浦町教育委員会事務局社会教育課の谷田明日香さんが参加して地方審査(中国ブロック)を突破、12月10日に行われた最終審査会で優秀賞に選出されたものです。
<画像>内閣府地方創生推進室
https://contest.resas-portal.go.jp/2022/
●官民が連携して「アウトドアで地方創生」3年の実績と課題
今回の受賞は、谷田さんお一人のみならずチームとしての成果。先んじて「地方公務員アワード2021」を受賞された琴浦町行政の同僚・吉田祐介さん(琴浦町商工観光課)、2021年春の石黒明日香さん(アウフギーサー五塔熱子)移住と「琴浦町地域おこし協力隊」への参加、さらに2020年春の町営施設「一向平キャンプ場」運営変更とリニューアル再生。一連の計画と実行の推移がもたらした結果だと考えられます。
受賞した政策アイデアの内容は、アウトドアツーリズムに特化した人材育成の提言です。宝島社発刊の書籍「住みたい田舎ベストランキング2023」で全国1位(人口1万人~2万人未満のまち)に選ばれた暮らしやすい琴浦町。やりがいのある仕事は、生活と地域の発展を支える鍵となるでしょう。
●「鳥取アウトドアツーリズム」次代の担い手を育てたい
一向平キャンプ場は国立公園の恵まれた自然を生かして集客力強化を図る施設リニューアルと、その運営を担う人材育成を行ってきました。若者と地域を結ぶマッチングサイトを活用した働き手の確保、鳥取県の新たな観光プロジェクト「ととのうとっとり」を事務局として推進など、地域と業界に刺激と変化をもたらしています。
地方創生を考えるうえで、ハコモノよりも、それを動かす人材が重要。その確保と育成に本気で乗り出そうとする琴浦町とタッグを組み、一向平キャンプ場はチームの戦略拠点としての役割を担っていきたいと考えています。
【Information】
2023年春、琴浦町で新たな枠組みによる人材募集がスタート!
募集の詳細については、以下の特設ページで随時発表予定です。ご注目ください。
https://tottori-camppark.jp/outdoorLVC