火曜日, 5月 7, 2024
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魅力的な水辺空間のポータル情報『ミズベリングスポット』

公共インフラをスポット化する新たな取り組みが始動、大阪の北浜テラスが第一号として登録

 水辺の新しい活用の可能性を創造していくプロジェクト「ミズベリング」は、全国の魅力的な水辺空間を紹介
していく新たな水辺プラットフォーム「ミズベリングスポット」の取り組みを始動します。
その第一号として大阪 北浜テラスがミズベリングスポットとして登録。オープニング企画として、キーマンたちが水辺の未来・可能性について対談する「ミズベリングスポット座談会動画@北浜テラス」を公開しました。

 

魅力的な水辺空間のポータル情報『ミズベリングスポット』のサブ画像1

  • 水辺の規制緩和や整備によって生活者が豊かさや楽しみを感じられるようになった場所や取り組み        また、反復継続可能な取り組みを紹介
  • リストアップし公開することで、生活者にとって水辺のおでかけポータルサイトを目指す
  • 生活者の視点を取り入れ見える化していくことで水辺に関わる関係者にとって有意義な情報に

◆ミズベリングスポットとは

 “ミズベリングスポット”は、水辺の規制緩和や整備によってユーザーが豊かさや楽しみを感じられるようになった場所や取り組みをリストアップし、水辺の空間や利用シーン、エリアの取り組みなどミズベリング的に紹介したくなる水辺スポットを登録・リストアップし紹介していくポータル情報です。 実は、身近な水辺に新しい楽しみ方がある。悩んだ時に癒してくれる素敵な水辺スポットがある。まだまだ知られていない水辺の魅力を身近に感じてもらったり、気づいていなかった水辺の利用シーンに触れたり、水辺の持つ可能性を広げていき、将来的には一般ユーザーがおでかけポータルになることを目指します。
 9年目を迎えるミズベリングは、これまで水辺の作り手側の熱意ある取り組みを応援し、新しい水辺の形を情報発信してきました。しかしその大部分は水辺を楽しむ一般ユーザーではなく、水辺で行動を起こす水辺関係者を対象としたものであり、水辺事例が実現していくための社会関係資本の構築をメインとしての活動でした。
 そんな中、さまざまな魅力的な水辺が次々と実現され、増えていくとともに、一般ユーザーが「どう楽しんでもらえるか」の視点が生まれてきました。ミズベリングも“水辺の魅力を広く発信する”新たなフェーズへと進んでいくため、今回のミズベリングスポットを始動します。

◆ミズベリングスポット オープニング座談会

ミズベリングスポットのオープンニング企画として開催された、キーマン達による座談会。ミズベリングスポットの第一号に選ばれた北浜テラスを舞台に、水辺の可能性や未来予測についてキーマン達が対談しました。

北浜テラス
大阪の新たな風物詩として水辺に賑わいをもたらすことを目的に、北浜地域のテナントや建物オーナー、NPO、住民などからなる北浜水辺協議会が実施する取り組み。2009年、日本で初めて任意の地域団体で占用許可を受け日本で初めて川床(かわゆか)の常設化を実現し3川床でスタートし、現在では15店舗16川床が参加。誰も寄りつかなかった幅3mの河川敷は毎年20万人が訪れる魅力的な水辺スポットに。
 

 

◆動画の紹介

水辺の先進事例が詰まった「水都大阪コンソーシアム」
松井伊代子(水都大阪コンソーシアム事務局長)× 岩本唯史(ミズベリングディレクター)

 ミズベリングディレクターの岩本唯史が“水辺の先行事例”と絶賛する「水都大阪コンソーシアム」の取り組み。その事務局長でもある松井さんには「最近の水都大阪」についてお話しを伺いました。
 水都大阪は2001年に国の都市再生プロジェクトに採択されて以降、水辺に遊歩道や船着場などのハード整備が整い、また、規制緩和によって賑わい空間が生み出されてきました。たくさんの堀川と舟運によって「天下の台所」とも言われ発展してきた大阪ですが、水害対策によるコンクリートブロックにより、一時は水辺空間と人々の生活が分断されていた過去も。そんな課題を解決してきたのが官民連携の取り組みであり、水都大阪コンソーシアムでした。コロナによって改めて水辺の魅力が再認識されていると話す松井さん。最近では、コロナ禍で観光船の運行も難しくなるなか、水辺の持つ開放感を活かし熱気球やイルミネーションなどインパクトのある水辺の風景などをつくりだしたり、関西の大学と連携し「水都大阪」をテーマにした課題研究を行うなど最近の活動事例を紹介しています。また、デジタル技術を活用し持続可能な水都の実現を目指す「スマート水都」へのチャレンジについても紹介されています。

ミズベリングがスタートして8年、いろんなタネが花開きはじめている
真田武幸(ミズベリングディレクター )× 岩本唯史(ミズベリングディレクター)

 ソーシャルデザインという切り口でスタートしたミズベリングは、いろんな地域の活動をシェアしていくことで「そういうことをしてもいいんだ」という空気をつくっていけた。輪が広がっていったことが1番大きな成果だったのではないかとこれまでの活動について語るミズベリング2人のキーマン。北浜テラスのような取り組みを多くの人に知ってもらう。それは知ってもらうだけではなく、いろんな地域がやることが、いろんな地域の勇気になる。良い循環を生み出せるプロジェクトだったのではないかと8年間を振り返りました。

水辺は年齢・人種問わずいろんな人が集まれる場所
窪田裕樹(北浜水辺協議会)× 岩本唯史(ミズベリングディレクター)

 北浜テラスの水辺の運営に6年間携わっているという窪田さんは、「水辺は年齢・人種関わらずいろんな人が集まってくる、今の世の中にとって大切な場所だと思う」とコメント。また「素敵な水辺空間をもっと多くの人と一緒につくっていけたら幸せの輪が広がっていくと思う」と第一号に登録された気持ちを語りました。

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