六甲山観光株式会社(本社:神戸市 社長:寺西公彦)が運営する、ROKKO森の音ミュージアムでは、博物館の研究・技術から生まれたオリジナルブランド「神戸オルゴール」であいみょん作曲の「愛の花」の発売を開始しました。「愛の花」は2023年朝ドラマの主題歌です。
神戸オルゴールについて
2009年7月より当館内で製作しているオリジナルブランドのオルゴールです。2013年には「神戸セレクション」に選定されるなど、新しい神戸ブランドとしても注目を集めました。
当施設では、オルゴールの規格に合わせて編曲し、音色を生み出す櫛の歯の調律やケースへの組み付けなど、専門性の高い技術作業を職人が手作業で行い、より高品質なものづくりを追求しています。ケースの種類も豊富で、宝石箱タイプやフォトフレームタイプなどのケースとお客様の好みの曲を組み合わせて、注文後に製作しています。現在は500曲以上のレパートリーをご用意しています。また、校歌や自作曲などもオーダーメイドで作ることもできます。
施設内で開催している「オルゴール組立体験」の「上級コース」では職人のレクチャーにより、神戸オルゴール製作工程の一部が体験できます。
<神戸オルゴールの編曲>
今回「愛の花」を製作しているオルゴールは、「18N」と呼ばれる規格で、使用できる音数が18音、約15秒のフレーズを演奏するオルゴールです。約15秒のフレーズを曲から抜粋し、さらに18本の櫛の歯でメロディと伴奏が演奏できるように編曲をします。
18本の櫛の歯では原曲と比較すると音数が足りず、収めることが難しい部分がありますが、原曲から音を削り、オルゴールの規格に収まるように編曲します。また、1本の櫛の歯は弾いて音が鳴っている暫くの間は、再び同じ櫛の歯を弾くことができない為、使う音のタイミングによっては、同じ音に調律した櫛の歯を2、3本使わなければならない場合があります。そういった制限により、メロディの一部を省略する場合は、いかに違和感なく聞けるかを考慮し、編曲をします。
通常の楽器の編曲では行わない独特の編曲センスが必要ですが、このような編曲を経て、オルゴール独特の演奏が生まれます。
◆ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園合同開催 「六甲山ボタニカルフェア」
植物学者、牧野富太郎にスポットを当てたイベントをROKKO森の音ミュージアム・六甲高山植物園で合同開催しています。牧野博士ゆかりの地、六甲山で初公開を含む貴重な資料の展示や植物散策が楽しめます。牧野博士は現在、朝ドラマの主人公のモデルとなっています。
当イベント期間中は、牧野博士をイメージしたイラストをあしらった限定デザインオルゴールも販売します。
【期間】2023年3月18日(土)~2023年7月2日(日)
<営業概要>
【入場料】
大人(中学生以上)1,500円
小人(4歳~小学生)750円
【営業時間】
10:00~17:00(16:30受付終了)
【休業日】
毎週木曜日、12月31日、1月1日
※2023年5月4日、7月20日~11月23日の木曜日は営業。
【駐車料金】
普通車1,000円 / 台
※2023年4月29日(土・祝)~5月7日(日)、8月11日(金・祝)~15日(火)は、2,000円。
六甲山ポータルサイト https://www.rokkosan.com/
リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/0e078dac09a70a32431e2022c68dc524acfa2c84.pdf
発行元:阪急阪神ホールディングス
大阪市北区芝田1-16-1