145年の歴史に幕を閉じた旧小学校をコンバージョン
大和ハウスグループの株式会社コスモスイニシアは、国や地方自治体が所有する公共施設等を活用したアウトドアリゾート「ETOWA(エトワ)」の2施設目を開業することをお知らせします。
非日常の上質な空間で、心と身体に活力が得られるアウトドアリゾート「ETOWA」の2施設目として、千葉県木更津市が所有する学校施設(旧木更津市立富岡小学校)を活用し、「懐かしさと木々につつまれるアウトドアリゾート『ETOWA KISARAZU(エトワ木更津)』」が2022年12月16日(金)に開業します。
『ETOWA KISARAZU』公式サイト: https://www.cigr.co.jp/etowa/kisarazu/
○ 2022年12月16日(金) :グランドオープン
〇 2022年12月16日(金)~2023年2月28日(火) :木更津市民限定割引実施(※1)
※1 地元の魅力の再発見や、富岡小学校での大切な思い出を懐かしんでいただけるよう、当該期間は木更津市在住の方限定の割引クーポンを発行いたします。
新型ウイルス感染症の拡大や働き方改革の推進により、屋外・自然の中で過ごすアウトドアレジャーニーズは高まっており、同時に「コト消費」「トキ消費」へのニーズも高まっています。
そのような背景のもと、廃校を利活用する『ETOWA KISARAZU』は、「会(エ)と話(ワ)」をコンセプトに、東京から車で約1時間という立地特性と木更津市ならではの海・里山などの豊かな自然の中で、地域のみなさまと連携し「廃校ならではの夜の小学校に飛び込んだような特別な宿泊」を提供することで、宿泊者のみなさまにとって思い出に残るさまざまなカタチの“会と話”の創出を目指しております。
■『ETOWA KISARAZU』の特長
『ETOWA KISARAZU』は、都心からほど近く、豊かな自然に恵まれ、大型商業施設やゴルフ場などの観光資源も豊富な千葉県木更津市の学校施設(旧木更津市立富岡小学校)の一部をコンバージョンしたアウトドアリゾート施設です。校舎の1階部分を共用棟として活用するとともに、校庭には宿泊用の21棟15区画(※2)のログ小屋を新たに設置しました。当社が住まいやオフィス、ホテルなどでこれまで培ってきた空間づくりのノウハウを生かし、ゲストの「会話」を充実させることにこだわり抜いた、「人とひととがより親密に近づく」ためのアウトドアリゾート施設をご用意しました。(※2施設概要をご参照ください)
●“会と話”にこだわった空間づくり
・学校ならではの空間を大胆にコンバージョン
元保健室をマーケットスペースにするなど、学校当時とは全く違う空間にコンバージョンしました。そこに集うことで懐かしい会話や、新しい発見が生まれるようなきっかけ作りにもこだわった空間を創出しました。
・ライフスタイルカンパニー株式会社アクタスが監修する上質な空間デザイン
『ETOWA KASAMA(エトワ笠間)』に引き続き、『ETOWA KISARAZU』全体の空間デザインを、株式会社アクタスが監修しました。
居心地の良い空間で大切な人々との会話を安心して楽しめます。
・株式会社アールシーコアが提供するBESSのログ小屋「IMAGO」による、シンプルで「気持ちいい」客室
客室棟は、BESSのログ小屋「IMAGO」シリーズを採用。無垢材をぜいたくに使った、シンプルで「気持ちいい」ログ小屋です。各小屋の前にプライベートな庭を備え、アウトドアな非日常を感じながら、仲間や家族で安心して楽しんでいただける空間に仕上げました。
● “Choice”と“Live”をテーマとした、会話を盛り上げるさまざまな仕掛け
ここに訪れるゲストの会話が盛り上がり、思わずはしゃいでしまいたくなるような仕掛けを施設内に多数ご用意しました。100種類以上の選択肢の中から思いおもいの飲み物を選んだり、驚くような迫力のある食事をみんなで体験したりすることで宿泊体験がより思い出深いものになることを目指しています。
・「わっ!」と驚くほどの選択肢をご用意した、マーケットスペース
100種類以上の飲み物や、数十種類の追加食材、地域でとれた野菜などをご自由にお選びいただくことができるマーケットスペース。元保健室を改装しご用意しました。
「みんなで一つを」選んだり、「みんなが一つずつ」を選んだりすることで共に旅をする大切な人の新たな一面に出会うかもしれません。
・「the Farm UNIVERSAL」協力の下設置された、オリジナルBBQピット
『全ての人が楽しめる植物の楽園』をコンセプトに店舗を展開するthe Farm UNIVERSAL(株式会社ユニバーサル園芸社)協力の下、オリジナルのBBQピットを設置しました。大迫力のBBQで都心での体験とは一味違ったディナーを楽しめます。
●共用棟に、宿泊者以外の方も利用できるカフェを新設
・木更津からスペシャルティコーヒーの魅力を発信し続けるコーヒーショップ「THE COFFEE」プロデュースのカフェ「会と話 BY THE COFFEE」と目指す地域への価値創出
木更津市にとどまらず全国で「コーヒー×○○で新しい可能性を追求する」コーヒーショップ「THE COFFEE」の第2号店舗が『ETOWA KISARAZU』の共用棟内にオープンします。
店名の「会と話 BY THE COFFEE」は、カフェも“会と話”を創出する場となるように名付けました。宿泊体験の翌日の朝には、前日の夜とはまた一味違うホッと一息ついて落ち着いた会話と共に味わうコーヒーをご提供いたします。
また、「会と話 BY THE COFFEE」は、宿泊者と地域のみなさまとの交流の場として活用することで、『ETOWA KISARAZU』と地域との“会と話”の創出を目指していく予定です。
・ 思いっきりはしゃいだ後に、リラックスできるカフェラウンジ
富岡小学校で先生や生徒たちの交流のハブとなっていた職員室は、ほっと一息つけるようなカフェラウンジにリノベーションしました。思いっきり楽しんだ夜から目覚めた朝は、お腹にも心にも優しい朝食と「THE COFFEE」が提供する上質なスペシャルティコーヒーでおもてなしいたします。
■ 施設概要
開業日:2022年12月16日
施設名:懐かしさと木々につつまれる 『ETOWA KISARAZU(エトワ木更津)』
所在地:千葉県木更津市下郡1886
アクセス:木更津東ICから車で5分、JR内房線「木更津」駅からタクシー25分、JR久留里線「下郡」駅からタクシー5分
客室数:15区画(※2)
2beds cabin(定員2名):9区画
4beds cabin(定員4名):6区画
事業主:株式会社コスモスイニシア
協力:木更津市、株式会社アクタス(デザイン監修)、the Farm UNIVERSAL(株式会社ユニバーサル園芸社)、THE COFFEE(カフェテナント・地域連携)、株式会社アールシーコア(ログ小屋IMAGO設計・施工(一部))
公式サイト:https://www.cigr.co.jp/etowa/kisarazu/
ご予約:ご予約は公式サイトから承っております
※2 4beds cabin(定員4名)の6区画は、ログ小屋2棟を1区画としており、全21棟15区画をご用意しています。
当施設では、新型コロナウイルス感染症拡大を防止し、安心してご利用いただける運営に努めるため、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会や日本旅館協会が推奨する「宿泊施設における新型コロナウイルス 対応ガイドライン」を参考とした取り組みを行います。詳細は以下ページをご参照ください。
https://www.cigr.co.jp/etowa/kasama/covid19.html
■公的不動産の有効活用事業の背景と取り組み
国や地方自治体が保有している公共施設は老朽化が進んでいるものも多く、改修や建て替え等に多額 の費用が見込まれています。人口減少や首都圏への人口一極集中により遊休化した公共施設の増加は、今後ますます大きな社会的課題となっていくと考えられます。
一方で、働き方改革の進展に伴うワーケーションへの関心の高まり、特にミレニアル世代にみられる「コト消費」など、「旅行体験」にもさまざまなニーズが生まれています。
こうした背景のもと、当社は公共施設の観光資源としての魅力向上、国内外からの観光者の誘客、維 持管理にかかる財政負担の軽減を図ることを目的とした公民連携事業を行い、アウトドアリゾート施設 「ETOWA」の運営に取り組んでおります。
今後も、当社は「ETOWA」の運営を通じて得た、関係人口(※3)の創出、観光・産業振興など、地域活性化に通じる民間企業ならではのノウハウを活かし、国や地方自治体が抱える公共施設の価値向上・ 財政負担軽減といった社会課題の解決と、地域との関係人口の創出への貢献を図ってまいります。
※3 移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域や地域の人々と多様に関わる人々のこと。
|コスモスイニシアについて| (本社:東京都港区、社長:髙智 亮大朗、HP:https://www.cigr.co.jp/)
コスモスイニシアは、新築マンション・一戸建、リノベーションマンションなどの住まいを提供するレジデンシャル事業、投資用・事業用不動産の開発・仲介・賃貸管理などを行うソリューション事業、ファミリー・グループでの中長期滞在に対応するアパートメントホテルなどの開発・運営を行う宿泊事業を展開しています。社会の変化とニーズの多様化とともに事業領域を拡大し、都市環境をプロデュースする企業へと進化を続けています。
私たちは、ミッション『「Next GOOD」 お客さまへ。社会へ。⼀歩先の発想で、⼀歩先の価値を。』 の実現に向けて全ての経営活動においてCSVを実践していきます。これからも、期待を超える安心や喜びをもたらす価値を追求し、商品・サービスの提供を通じて社会課題を解決するため、より多くの「Next GOOD」を、お客さま、社会と共に創ってまいります。