~スペイン政府観光局長も参加、鳥取・八東ふる里の森で体験試食会 開催レポ-ト~
ポストコロナの観光テーマとして注目されるアウトドアツーリズムを鳥取県から盛り上げるために始動した一般社団法人とっとりキャンプは、9月10日「美食の国スペイン✖鳥取県食材のキャンプ飯」の体験試食会を開催。鳥取県観光関係者など約20名が鳥取県八頭町の八東ふる里の森に集結、本場スペイン政府観光局のハイメ・アレハンドレ局長をお迎えして3種類のパエリアを一緒につくり、その場で美味しくいただきながら和やかな交流のひとときを楽しみました。
スペイン料理文化との出会いで鳥取県食材の新たな可能性を
キャンプの楽しみといえば、やっぱりキャンプ飯。カレーやBBQなどの定番もいいけれど、もっと特別感のあるものが食べたいときにおすすめなのは、見た目も華やかなパエリア。もともと本場スペインのバレンシア地方では、地産地消の食材を使って各家庭でふるまわれる、素朴で豪快な郷土料理でした。スペインと同じように山あり海ありの自然に恵まれた鳥取県東部の森の中で、「美食の国スペイン✖鳥取県食材のキャンプ飯」をつくる体験試食会。用意された食材は、鳥取県の新ブランド米「星空舞」と、地元産の肉類や魚介、野菜、フルーツなど。
開放的な自然のなかでつくり味わうアウトドア料理の楽しさ
会場となった「八東ふる里の森」は、鳥取市街から車で約1時間の森のリゾート。ブナの原生林に囲まれて渓流遊びやバードウォッチング、森林浴で自然と触れ合うことができ、バンガローやキャンプ場などアウトドア施設も充実しています。体験試食会は、9月10日の午前10時、開会挨拶に続いて鳥取県食材についての説明、スペイン政府観光局のハイメ局長よりスペインの食文化について楽しいお話をいただき、用意された食材を使って実際に屋外でのパエリア調理作業を開始しました。
約1時間後、できあがった料理は色鮮やかな3種のパエリア。日本ではシーフードのイメージがありますが、本国スペインでは地中海沿岸の魚介、バレンシア地方においては野山で獲れる肉類や野菜など、さまざまなバリエーションがあります。山海の新鮮な食材が楽しめる鳥取県のキャンプ飯には、まさにぴったりのメニューです。
アウトドアで楽しむ鳥取食材を使ったスペイン料理、シメのデザートはクレマカタラナ。スペイン・カタルーニャ地方の伝統的なスイーツで、卵黄クリームと牛乳を鍋で沸かしてつくるプリンのようなお菓子です。あらかじめ用意して冷やしておいたものを最後にバーナーで炙り、表面にかけたグラニュー糖が溶けてパリッとした膜ができたら完成! 出来立ての美味しさが参加者に「これは絶品」と大好評でした。
この日つくったスペイン旅気分も味わえる「とっとりキャンプ飯」のレシピは、近日中に一般社団法人とっとりキャンプのWEB特設ページと、鳥取県公式キャンプ場検索サイト「TOTORI CAMP 【とりキャン】」、鳥取県観光連盟による鳥取県公式の観光・旅行情報サイト「とっとり旅」でも公開予定です。
【イベント概要】
・名称/美食の国スペイン✖鳥取県食材のキャンプ飯 体験試食会
・日時/2022年9月10日(土) 10:00~14:00
・会場/八東ふる里の森(鳥取県八頭郡八頭町妻鹿野1572)
・主催/一般社団法人 とっとりキャンプ
https://tottori-camp.com/