六甲山観光株式会社(本社:神戸市 社長:寺西公彦)は、2022年8月27日(土)から11月23日(水・祝)まで現代アートの展覧会「六甲ミーツ・アート芸術散歩2022」を開催します。本展は、神戸・六甲山上の各施設を舞台に展示される数々のアート作品を、ハイキング気分で周遊しながら楽しめる現代アートの展覧会です。2010年から毎年開催し、今年で13回目を迎えます。
この度、第二弾招待アーティスト11組が決定しましたのでお知らせします。
《出展決定 招待アーティスト ※50音順 》(2022年6月17日現在)
※本年は招待・公募アーティスト含め約40組が出展予定です。
各アーティストのプロフィールは次をご確認ください。
六甲ミーツ・アート芸術散歩2022 出展決定 招待 アーティスト
アーティスト名:大西康明(おおにしやすあき)
<経歴>
1979年 大阪府生まれ・在住
2004年 京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了
空洞や余白、日常的には意識されないような「間」や「境界」を、接着剤やポリシートなどの形態を定めにくい素材を用いて、行為・現象・時間を要素に、人為と自然、内側と外側、表と裏、あるいはその境界にある形をトレースすることで、それらの関係性を問う作品を国内外で発表している。
アーティスト名:開発好明(かいはつよしあき)
<経歴>
1966年 山梨県生まれ・在住
1993年 多摩美術大学大学院美術研究科修士課程修了
観客参加型の美術作品を中心に、2002年にPS1 MOMA「Dia del Mar/By the Sea」、2004年にヴェネチア・ビエンナーレ第9回国際建築展、2006年に妻有トリエンナーレ「越後妻有大地の芸術祭2006」に出品。
また国外では、ベルリンのニューナショナルギャラリーにて「berlin-Tokyo/Tokyo-Berlin」などに参加し国内外で活動している。
アーティスト名:谷垣華(たにがきはな)
<経歴>
1995年 兵庫県生まれ・在住
2017年 神戸芸術工科大学ビジュアルデザイン学科卒業
大学時代から本格的に絵を描き始め、以降関西を中心に個展やアートフェアに参加してきました。
イラストコースを専攻してきましたが、絵具の塗りや人物のフォルムに魅了されキャンバス作品を主に描いています。
現在は植物や海などの自然と人物のモチーフを用い、シンプルな画面作りをしています。
アーティスト名:冨井大裕(とみいもとひろ)
<経歴>
1973年 新潟県生まれ・埼玉県在住
1999年 武蔵野美術大学大学院造形研究科彫刻コース修了
既製品に最小限の手を加えることで、それらを固定された意味から解放し、色や形をそなえた造形要素として、「彫刻」のあらたな可能性を模索する。
また、2008年よりアーカススタジオにて、作品が朽ちるまで続く実験的な個展「企画展=収蔵展」を開催、Twitterにて毎日発表される「今日の彫刻」などと併せ、既存の展示空間や制度を批評的に考察する活動でも注目を集める。
アーティスト名:トモトシ
<経歴>
1983年 山口県生まれ・東京都在住
2007年 国立大学法人豊橋技術科学大学建設工学課程卒業
2007年に豊橋技術科学大学建設工学課程を卒業後10年にわたって建築設計・都市計画に携わる。2014年より映像インスタレーション作品を制作発表。以来「人の動きを変容させるアクション」をテーマに、主に都市空間を舞台にして制作している。2020年より西荻窪にTOMO都市美術館を企画運営。
ウェブサイト: http://tomotosi.com/
アーティスト名:中島和俊(なかじまかずとし)
<経歴>
1978年 京都府生まれ・在住
2000年 Academy of art university San Francisco, USA在籍
帰国後、鉄骨鳶や大工をしながらアトリエ兼自宅を一人で建設。木津川アートや中之条ビエンナーレなどの芸術祭や個展などで鉄や木を使った彫刻作品を発表。叔父で鉄作家の松岡信夫の影響もあり、鉄でフルオーダーの装飾品や建築金物、家具など制作するブランド “HITTITE”を創業。住宅や商業施設のプロデュースや自社プロダクト製品の輸出なども手掛ける。
アーティスト名:
新山浩(にいやまひろし)+神戸市立科学技術高校(こうべしりつかがくぎじゅつこうこう)
<経歴>
1964年 京都府生まれ・兵庫県在住
1987年 大阪教育大学卒業
作家で神戸市立科学技術高等学校の教員でもある新山浩と、建築を学ぶ生徒達とのアートユニット。六甲山の魅力を存分に生かした大作に挑みます。
アーティスト名:袴田京太朗(はかまだきょうたろう)
<経歴>
1963年 静岡県生まれ・神奈川県在住
1987年 武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業
初期にはベニヤ板やメッキ鋼板などの工業製品を素材とし、その後、家具、電気コード、FRPなど、さまざまな彫刻らしからぬ素材を取り込んできた。近年では既製の置物などを直接用いて、時に政治性の孕む彫刻の複製性の問題を、色鮮やかなアクリル板を積層させた人型彫刻によって探っている。本物と偽物、また不可視の空洞性という彫刻の存在の危うさを、乾いたユーモアやナンセンスをともなう独自な方法論で展開させている。
アーティスト名:マキコムズ
<経歴>
マスダマキ、カワサキマキにより2014年結成
2014年結成。立体が得意なマスダマキコ、平面が得意なカワサキマキによる主に子ども・遊び・作るをキーワードに展開しているアートユニット。「マキコムズ」は双方の名前からと大人や子ども、周りの人を面白い事に巻き込み、巻き込まれてみよう!という意味も。日常の何気ないことから発想して、巨大な物、長い物、楽しい事、面白い事、バカバカしい事を思いついては、参加型の造形ワークショップや作品にしている。それぞれ二児の母。
アーティスト名:三木祐子(みきゆうこ)+金崎亮太(かなさきりょうた) studio ART MANAGEMENT(すたじお あーと まねじめんと)
<経歴>
三木祐子、金崎亮太により2012年初演
三木 祐子(作曲家/ピアノ)と金崎 亮太(電子音響音楽家/コンピューター)により2011年に結成、2012年初演。「ヒトが静寂から見つけ出した音楽は、どのような響きを持っているのだろう」という、一つの疑問に対し、ピアノとコンピューターという現代的な解釈と方法により演奏会やインスタレーション作品の発表をおこなっている。近年は、金崎がディレクターを務め、CGモデラーやプログラマーから構成されるstudio ART MANAGEMENTと連携して、ARやVRなどのメディアアート作品の発表もおこなう。
アーティスト名:淀川(よどがわ)テクニック
<経歴>
1976年 岡山県生まれ・鳥取県在住
1998年 大阪文化服装学院修了
2003年に大阪・淀川の河川敷を拠点として活動開始。ゴミや漂流物などを使い、赴いた土地ならではのゴミや人々との交流を楽しみながら行う滞在制作を得意とする。海外での展覧会も多い。その活動はマスメディアで多く取り上げられ、小学校や中学校の美術の教科書でも紹介されている。活動開始当初は友人の松永和也とのアーティストユニットだったが、2017年からは柴田のソロ活動。近年では環境に関するイベントに招かれることも多い。
別紙資料: https://prtimes.jp/a/?f=d5180-20220617-22b9545272578c618d79c9fee73b7a15.pdf
六甲山ポータルサイト https://www.rokkosan.com
リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/f9d178c95741a4ca83a4c17e60e9fec6e7b85a57.pdf
発行元:阪急阪神ホールディングス
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