金曜日, 7月 4, 2025
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ユーカリ繊維採用スニーカーで体感マイナス4℃ オールバーズ「足元クールビズ」プロジェクト

富山本店の研究開発施設「ゴールドウイン テック・ラボ」で独自試験を実施

株式会社ゴールドウイン(本社:東京都港区/代表取締役社長CEO:渡辺 貴生)が日本国内における独占販売権を持つサンフランシスコ発のサステナブルを考慮したライフスタイルブランド「Allbirds®(オールバーズ)(※1)」は、通気性に優れたユーカリ繊維を採用したスニーカーを活用したプロモーション施策「足元クールビズ」プロジェクトを2025年7月3日(木)から開始します。

■「足元クールビズ」プロジェクトの目的

ゴールドウインが創業の地、富山本店に構える研究開発施設「ゴールドウイン テック・ラボ」で行った独自試験の結果、「Allbirds」の定番モデルであるユーカリ由来のメッシュを採用したスニーカーと一般的な革靴を比較した際、「Allbirds」のスニーカー着用時の方が靴内の体感温度がマイナス4℃低減されていることがわかりました。

 

試験は、被験者の左右それぞれのつま先、足の内側、甲、足の外側にボタン電池のような大きさのセンサを4つずつ付けて、片方の足に「Allbirds」のスニーカー、片方の足に一般的な革靴を着用し、温度を26℃、湿度を50%に保った室内で、60分間座った姿勢を保った状態と、その後、時速4.6㎞のスピードで60分歩行した際の靴内温度と湿度のデータを取得し、ミスナールの計算式(改良版)(※2)を用い体感温度として算出する方法を採用しています。

「Allbirds」のスニーカーは、天然素材を活用し、米TIME誌において「世界一快適なシューズ」という評価を受けており、その履き心地だけでなく「ビジネスの力で気候変動を逆転させる」ことをミッションに据えて、カーボンフットプリント(※3)を可能な限り削減しています。

カーボンフットプリントの低い「Allbirds」の製品は、夏場に靴内の体感温度を4℃下げるだけでなく、未来に向け地球温暖化による夏の温度上昇を軽減させていくことにも貢献します。このように「Allbirds」のスニーカーを着用し夏場の足元を快適に保つこと、環境に配慮されたスニーカーで未来の温度上昇を軽減すること、これらの啓発がこの「足元クールビズ」プロジェクトを行う目的です。

■「足元クールビズ」プロジェクトによる共創

「Allbirds」が独自に実施したインターネット調査(※4)によれば、「『クールビズの服装』と聞いたときにもっとも思い浮かぶもの」という複数回答可の質問に対し、「ノーネクタイ」と回答した人が89.3%、「ノージャケット」と回答した人が64.3%となり、「スニーカー」をイメージする人は15.3%に留まりました。一方で、「夏場(7月~9月)のビジネスシーンで履きたいと思う仕事靴」という質問に対して、「スニーカー」について「とても履きたい」「やや履きたい」と回答した人が77.6%と大きな割合を占め、今後、夏場の足元対策でスニーカーを着用したいとする潜在層が多くいることがわかりました。

また、「はたらく足のクールビズが広がるために必要なもの」という複数回答可の質問に対しては、「多くの企業の参加(47.0%)」「『ビジネスシーン=革靴』の意識の変化(44.7%)」「靴の選択肢が広がること(44.7%)」と回答があり、それを推奨する企業の印象については「今の時代に合っている(50.0%)」「働きやすそう(49.3%)」と企業イメージにもポジティブに作用することもわかり、社会全体の意識改革に加え、多くの企業・団体に働きかけることが重要だという結論に至りました。

このようなアンケートの結果から、「足元クールビズ」プロジェクトは当社単独ではなく「多くの企業の参加」が必要であり、今後、プロジェクトの一環として共感する企業・団体などとの共創を実現すべく、共創企業・団体には、共創の第一歩として、Allbirds のスニーカーをお贈り(※5)します。

「Allbirds」は、「足元クールビズ」プロジェクトを通じて、ビジネスシーンでの靴の選択肢を広げ、「足元」を見直すきっかけをつくり、日本の夏のビジネスシーンをより快適に、よりサステナブルに変えていくことを目指していきます。

【「足元クールビズ」プロジェクト Webサイト】
https://www.goldwin.co.jp/store/brand/allbirds/ashimotocoolbiz

【Allbirdsについて】

ニュージーランドにルーツを持ち、サンフランシスコを拠点とするAllbirdsは、2016年に代表作であるWool Runnerという1足のシューズでスタートしました。以来、Allbirdsは何百万足ものシューズを世界35カ国で販売し、驚くほどの履き心地、多彩なスタイル、そして品質へのこだわりを持ち続けています。サトウキビをベースにしたミッドソール技術SweetFoam®(※6)や、ユーカリの木の繊維とメリノウールなどの素材によって実現されており、最高の製品づくりと地球への環境配慮を追求しています。

(※1)Allbirds®はAllbirds, Inc.の登録商標です。

(※2)当社調べ

「ミスナールの計算式」とは、気温・湿度・風速などの条件をもとに、人が実際に感じる暑さや寒さ(=体感温度)を数値で表すための計算方法です。通気性の違いによる計算上の数値であり、体感温度は主観的な感覚のため個人差があります。製品が身体の構造や機能に直接的な影響を与えるものではありません。

(※3)カーボンフットプリントとは、製品を作るために排出されたkg CO2eのこと。

あらゆる温室効果ガスの排出量を、CO2の排出量に換算したものです。「Allbirds」では2020年4月より、全製品においてカーボンフットプリントを表示。製造過程における排出量ゼロを目指すと共に、食品のカロリー表示のように、「地球のためにCO2e排出量を知る」ことが当たり前の世の中をつくります。一般的なスニーカーの平均カーボンフットプリントが約14kg CO2e(※)に対して、「Allbirds」は約5.5kg CO2eです。

※本データは、靴の製造過程における温室効果ガスの削減に関してMITが行った研究結果に基づいています。

(※4)オールバーズ調べ「夏の働き方と仕事靴に関する意識調査」

調査期間:2025年4月30日~5月1日

調査対象:全国の20~50代、夏場(7月~9月)に革靴またはパンプスで働く男女300名

調査方法:インターネット調査

(※5)無償提供の数には限りがあります。

(※6)SweetFoam®はAllbirds, Inc.の登録商標です。


Goldwin Inc.

株式会社ゴールドウインは、モノづくり、コトづくり、環境づくりの3つを軸に、スポーツやアウトドアの領域を中心に人々の新たな挑戦を支え、その可能性をひらいていくライフスタイルクリエイティブカンパニーです。素材や技術、テクノロジー、環境の研究を日々行いながら、多様な背景、専門性をもったブランドの知恵やアイディアをゴールドウイン全体で共有し、モノづくりとコミュニケーションを進化させ続けています。スポーツから日々の暮らしまで、人間のパフォーマンスを最大化することはもちろん、環境負荷を可能な限り減らし、人間を生かし、人間が遊ぶフィールドである自然をより豊かなものにしていきます。誰かがではなく、私たちが率先し、よりよい未来をつくっていきます。

東京本社 所在地:〒107-8570 東京都港区北青山3-5-6 青朋ビル

コーポレートサイトURL:https://about.goldwin.co.jp/

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