サウナ施設従業員の目が届きにくいサウナ室内の異常をいち早く検知し、事故の発生を未然に防ぐ装置の開発に成功。2025年度中の製品化・販売を目指します。
多くの方に質の高いサウナライフを提供することを目的に活動するテイカレスト(代表:高橋智也、本社:東京都港区南青山3-1-36、URL: http://takearest.jp)は、昨今のサウナブームをより幅広い人に広めるための一助として、快適で安心安全なサウナライフを提供するための施設輸入ならびに装置開発を行い、販売しております。この度、その装置の第一弾として施設従業員の目が届きにくいサウナ室内における事故発生をいち早く検知する人感センサー装置の開発(第15回「小規模事業者持続化補助金」を活用)に成功しました。本装置は複数サウナ施設の試験稼働を経て2025年度中に製品化し、販売を予定しています。
開発の背景
昨今のサウナブームにより愛好者人口とサウナ施設が増加している状況にあります。 愛好者人口の増加によりサウナは高齢者やハンディキャップ等を抱える幅広い層にも広がっていくことは想像に難しくない一方、サウナ設備自体はバリアフリー/ユニバーサルデザインへの対応が遅れています。当社はそんな状況に対する解決策として、誰にでも優しく安全なサウナ設備の開発を進めており、この度その第一弾として、前述の通り、サウナ施設の従業員の目が届かなくなりがちなサウナ室内での事故をいち早く検知するための人感センサーを開発しました。
製品の特徴
今回開発した製品は、サウナ室内で体調を崩し動けなくなった利用者を検出するための装置となります。設置が容易なシンプルな構造の機器で構成され、高温高湿となるサウナ室の過酷な環境に耐えることができます。サウナ室内で異常を感知した場合は電子メールまたはLINEで異常を発報。発見の遅れにより事態が深刻化することを未然に防ぎます。設置方法と筐体はサウナ施設の設置要件に合わせ柔軟にカスタマイズ可能とする予定です。
今後の目標
今後は製品化・量産に向け、複数のサウナ施設に試験的に設置(※)し完成度を高めてまいります。その後2025年度中の販売を目指します。販売に当たっては、当社が扱うデザイン性が高く高品質なアウトドアサウナ設備とのセット販売に加え、既設のサウナ設備への単品販売も行っていく予定です。
※設置にご協力いただける施設は< contact@takearest.jp >で随時募集予定
テイカレスト販売製品
テイカレストが扱うアウトドアサウナ設備は、昨今認知度が高まってきたバレルサウナに加え、デザイン性の高い独特のアウトドアサウナ(2024年10月時点で、日本国内では当社独占販売)が存在します。いずれの製品もアウトドアサウナの本場であるエストニアで設計・製造され、高品質な木材を使用することで耐久性が高く、安価な製品では得られない上質なサウナ体験を行うことが可能です。また、工場から直接輸入して販売していることで、品質に対して価格を大幅に低減させることに成功しています。