知ってほしい 郷土の自然
岩手県立高田松原津波復興祈念公園では、生きもの観察会「高田松原でカニを探そう!」を開催いたします。昨年に引き続き、2回目。講師は、岩手医科大学教養教育センター生物学科の松政正俊先生と菅孔太朗先生。東日本大震災から回復して自然豊かになりつつある高田松原海岸および古川沼でカニを探します。今年は、対象を小学生以上に拡大。大人だけでもご参加いただけます。
3種類のカニを探す観察会
道の駅高田松原 西側 大屋根休憩スペースに集合し、砂浜と古川沼でカニの観察を実施。高田松原海岸では、砂浜で「スナガニ」掘りを体験。「奇跡の一本松」周辺の古川沼では、ヨシ原(アシ原)のある干潟などにすむ「アシハラガニ」や、汽水域のやわらかい泥の干潟にすむ「ヤマトオサガニ」を観察します。
開催日
8月6日(火)
時間
10:00~12:00
場所
高田松原海岸、古川沼
集合
道の駅高田松原 西側 大屋根休憩スペース
対象
小学生以上(小学生は保護者同伴)
受付
事前受付 先着30名
申込
電話(0192-22-8560)にて申し込み
7月31日(水)締切
参加費
無料
講師
岩手医科大学 教養教育センター 生物学科 松政正俊先生、菅孔太朗先生
協力
陸前高田市立博物館
後援
岩手生態学ネットワーク
その他
長靴や濡れてもよい靴(サンダル不可)。草むら等に入る場合あり、長ズボン着用を推奨。
砂を掘って、スナガニを捕まえよう
走るのが早く、影を残して走り去ることから「ゴーストクラブ」とも呼ばれるスナガニ。夜行性で、日中は巣穴に入っていることが多いため、「スナガニ掘り」をして観察します。まず、スナガニがいそうな穴にアシの茎などを差し、乾いた砂を入れていきます。次に、乾いた砂を目印に掘り進め、巣穴の中からでてくるスナガニを捕まえます。
震災から回復した古川沼の自然
岩手県内で最大の自然湖沼で、潟湖である古川沼。東日本大震災による津波により、奇跡の一本松を残して高田松原が消失し、海と一体となってしまいましたが、防潮堤等の復旧・復興工事における環境配慮により、かつての汽水環境や干潟が回復。ヨシや海浜植物が生育するほか、多様な生き物の生息場所となっています。
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岩手県立高田松原津波復興祈念公園について
高田松原津波復興祈念公園は、東日本大震災津波の犠牲者を追悼・鎮魂し、震災の事実と教訓を継承するとともに、まちづくりと一体となった地域の賑わいの再生に資することを基本理念としています。
<お問合せ>
岩手県立高田松原津波復興祈念公園管理事務所
〒029-2205 岩手県陸前高田市高田町字中宿24-3
TEL:0192-22-8560
FAX:0192-22-8568
<公園ホームページ>
https://iwate-fukkokinen-park.jp/
<公式SNS>
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<指定管理者>
高田松原津波復興祈念公園マネジメント共同体
共同体代表:一般財団法人 公園財団
構成員:特定非営利活動法人 緑の相談室