ゴールドウインがプロジェクトオーナーを務める5ヶ国7社からなるサプライチェーンで生産 よりサステナビリティを考慮したCO2由来の素材を初採用
株式会社ゴールドウイン(本社:東京都港区/代表取締役社長:渡辺 貴生)が展開するザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)は、今夏刷新されるスポーツクライミング日本代表の試合用ユニフォームを含むチームウェアを提供します。当社は、公益社団法人日本山岳・スポーツクライミング協会とのオフィシャルサプライヤー契約により2005年から日本代表チームへのウェアサポートを行っています。
試合用ユニフォームに関しては、ゴールドウインの研究開発拠点となる富山本店の開発本部・商品研究部で型紙の作成を行い、更に今回は、当社がプロジェクトオーナーを務める5ヶ国7社からなるサプライチェーン(※1)の中で生産された、よりサステナビリティを考慮したCO2由来の素材を初採用しています。
当社は、長期ビジョン「PLAY EARTH 2030」の中で、地球環境の改善に向けた環境重要課題として「グリーンデザインの推進」「脱炭素社会の実現」「循環型社会の実現」を掲げています。
先般、当社がプロジェクトオーナーとなり構築したサプライチェーンでは、リニューアブル・バイオ原料に加え、CCU (Carbon Capture and Utilization/二酸化炭素回収・有効利用)技術を活用したCO2由来のポリエステル原料を日本代表ユニフォームの一部に初めて採用(※2)するなど、よりサステナビリティを考慮して、素材の大部分を脱石油化(※3)することに成功しました。
今回のユニフォームのデザインは富士山をモチーフにしており、日本の象徴とも言えるその存在感を表現するため、藍染めから得られる藍色を採用しました。日本の象徴である富士山と、これまでにも採用されている、選手にとっても馴染みのある青系の色を用いることで情緒面からのパフォーマンス向上も狙います。
(※1)7月4日(木)発信済みの関連リリース
世界初 二酸化炭素由来、及び、リニューアブル・バイオ原料からなる
よりサステナブルなポリエステル繊維向けサプライチェーンを構築
https://about.goldwin.co.jp/news/page-36583
(※2)三菱商事、千代田化工建設をはじめとするコンソーシアムがNEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)の委託事業として開発中の技術を活用しトライアル生産された原料を一部に使用。
(※3)マスバランスを活用。原料から製品への流通・加工工程において、バイオ原料等の特定の特性を持った原料がそうでない原料と混合された場合に、その特性を持った原料の投入量に応じて製品の一部に対してその特性を割り当てる手法。
Goldwin Inc.
株式会社ゴールドウイン(本社:東京都港区/代表取締役社長:渡辺 貴生)は、モノづくり、コトづくり、環境づくりの3つを軸に、スポーツやアウトドアの領域を中心に人々の新たな挑戦を支え、その可能性をひらいていくライフスタイルクリエイティブカンパニーです。素材や技術、テクノロジー、環境の研究を日々行いながら、多様な背景、専門性をもったブランドの知恵やアイディアをゴールドウイン全体で共有し、モノづくりとコミュニケーションを進化させ続けています。スポーツから日々の暮らしまで、人間のパフォーマンスを最大化することはもちろん、環境負荷を可能な限り減らし、人間を生かし、人間が遊ぶフィールドである自然をより豊かなものにしていきます。誰かがではなく、私たちが率先し、よりよい未来をつくっていきます。
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