2024年6月15日(土) 秋田県能代市 道の駅ふたつい周辺
あきた海ごみゼロプロジェクト実行委員会は、6月15日(土)に二ツ井町観光協会にご協力をいただき、川を伝って海に流出する前にごみを拾おうと、道の駅ふたつい周辺で、川沿い遊歩道のごみ拾いと雄大な自然を感じながら米代川を下るカヌー体験ができる、あきた海ごみゼロカヌーツアーを実施しました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
公式サイト: https://www.akita-abs.co.jp/blog/umigomizero/
公式SNS: https://twitter.com/akita_umi
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イベント概要
・開催概要:出発!釣りキチ三平ごみ拾い隊~カヌーツアーでごみ拾い
・日程:2024年6月15日(土) ※6月1日(土)の豪雨によって延期開催
・開催場所:能代市二ツ井町 道の駅ふたつい周辺
・ツアー参加人数:約15人
・協力団体:二ツ井町観光協会
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綺麗な川沿い遊歩道にひと安心
高気圧に覆われ今年一番の暑さの中15名の方が参加された、あきた海ごみゼロカヌーツアー。道の駅ふたついから天神川原まで約2キロの川沿い遊歩道をごみ拾いしながらさかのぼり、カヌーで下って道の駅に戻る行程で実施しました。天神川原でごみ拾いを行いましたが、暫く雨による川の増水もなかったようで川岸沿いには思った程ごみが少なく、ごみは比較的少なめとなりました。
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大自然を手作りカヌーで下る非日常体験で感じたこと
川沿い遊歩道のごみ拾いの後は、二ツ井観光協会指導員のサポートによるカヌーでの川下りを行いました。参加者たちは、いつもとは違った水上から見る二ツ井の美しい新緑まぶしい景色を堪能します。この日の川の水は少なめで、川岸の高い位置の枝にビニール紐やお菓子のパッケージなどのごみが絡みついているのがわかり、カヌーからも無理のない範囲で拾えるごみを回収しました。水面に目立つごみはそれ程多くはありませんでしたが、川の中をよく覗いてみると、カヌーでは回収困難なロープや缶、ペットボトルなどのごみが沈んでいることがわかりました。参加者は川にごみを流さない努力の大切さを再確認しました。
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参加者の声
・ごみ拾いをしている人が多いのか、比較的綺麗な遊歩道で歩いていて気持ちよかったです。
・海にごみが流出する前に、ごみは陸上できちんと始末することが大切だと実感しました。
・カヌーでのごみ拾いは難しく、大変な手間がかかり苦労しました。
・沈んでいるごみも多く、びっくりしました!ごみは川へいかないように注意が必要ですね。
<団体概要>
団体名称:あきた海ごみゼロプロジェクト実行委員会
URL:https://www.akita-abs.co.jp/blog/umigomizero/
活動内容: 秋田県は、全長264キロメートルもの海岸線を有し日本海と接している。また、秋田県を流れる河川は、雄物川、米代川といった計352河川があり、総延長は3,185kmにものぼる。最近の調査によると、海洋ごみの8割は街を起点に、内陸部の川を伝って海へと流出していると言われている。本事業では、海岸沿い以外にも内陸部での活動にも力を入れ海ごみ削減を呼びかけ盛り上げていく。これらの事業を多種多様な業界と連携を図り行うことで、秋田県の海洋ごみの現状を把握し、より多くの県民にふるさとの海を大切にするマインドを醸成する。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。