金曜日, 11月 22, 2024
ホーム商品サービス創業137年の工具箱メーカーが長崎県対馬市に漂着した”オーシャンプラスチック”を使用した収納ボックスシリーズを販売。約728kgの海ごみを削減し、長崎県対馬市市長より感謝状を授与。

創業137年の工具箱メーカーが長崎県対馬市に漂着した”オーシャンプラスチック”を使用した収納ボックスシリーズを販売。約728kgの海ごみを削減し、長崎県対馬市市長より感謝状を授与。

海のない奈良県生駒市から対馬の海を救うプロジェクト。2024年5月30日(木)、対馬市・生駒市のSDGs推進課、株式会社リングスターの三者によるオーシャンプラスチックの根絶を目指す意見交換会を実施。

創業より137年に渡り国内自社製造の工具箱を販売する、株式会社リングスター(営業本部:奈良県生駒市、代表取締役:唐金 吉弘)は、長崎県対馬市へ漂着した海洋プラスチックごみ(オーシャンプラスチック)を、耐久消費財として使用した収納ボックスを販売するプロジェクトを開始し、対馬市に44万円を寄付いたしました。それによって2024年5月30日(木)、長崎県対馬市の比田勝尚喜市長より感謝状を賜るとともに、対馬市しまづくり推進部SDGs推進課、生駒市SDGs推進課、株式会社リングスターの三者の代表者による三者鼎談を実施いたしました。


株式会社リングスターのプロジェクトと実績

長崎県対馬市は、島の形状や潮流の影響で多量の漂着物が集まる地域で、「海ごみの防波堤」ともいわれています。

対馬市には年間約2万〜3万㎥の漂着物が打ち寄せられ、その処理費用は約2億8千万円に上るといわれます。

海洋プラスチックには、今はまだ海に流出していないが将来的に流出する可能性がある「オーシャンバウンドプラスチック」(Ocean Bound Plastic:OBP)と、既に海を渡り流れ着いた「オーシャンプラスチック」(Ocean Plastic:OP)の、2種類が存在します。

オーシャンバウンドプラスチックは比較的リサイクルしやすいのですが、オーシャンプラスチックは一度海に流れ出ているため汚損しており、回収からリサイクルまでのプロセスに膨大な時間とコストがかかります。

そのため、オーシャンプラスチックはこれまで積極的にリサイクルされることがありませんでした。

株式会社リングスターでは、2023年4月より、オーシャンプラスチック(中でも、年間約2000〜3000個以上が漂着するというポリエチレン製の“青いポリタンク”)を10%配合した「対馬オーシャンプラスチックバスケット」「対馬オーシャンプラスチックボックス」、さらに2024年4月より「対馬オーシャンプラスチックパーツケース」(全8種)を販売しています。

この商品の生産と販売により、これまで約728kgのオーシャンプラスチックを削減することができました。

さらに、「対馬オーシャンプラスチックバスケット」1個販売につき100円、「対馬オーシャンプラスチックボックス」1個販売につき200円、対馬市へ寄付を行いました。

昨年度は合計44万円を寄付し、長崎県対馬市の課題解決に大きく貢献したとして、比田勝尚喜市長より感謝状を賜りました。

▼ 尚、これまでの削減実績と寄付の合計金額は、下記のページで公開しています。

https://luxuriant-pepper-50c.notion.site/8fcb97dc97494acd8905f11b0083230a

(写真左から)株式会社リングスター 代表取締役・唐金吉弘、長崎県対馬市・比田勝尚喜市長
(写真左から)奈良県生駒市・小紫雅史市長、株式会社リングスター代表取締役・唐金吉弘、長崎県対馬市・比田勝尚喜市長

三者鼎談の開催

感謝状授与式の後、対馬市しまづくり推進部SDGs推進課、生駒市SDGs推進課、株式会社リングスターによる代表者による三者鼎談が開催されました。

株式会社リングスターのオーシャンプラスチック削減の実績報告と今後のアクションプランについてのプレゼン、さらに生駒市SDGs推進課によるローカル・ブルー・オーシャン・ビジョン推進事業についてのプレゼンがあり、その後各市市長を交えた三者によるフリーディスカッションが行われました。

陸域の奈良県生駒市、海域の長崎県対馬市は令和6年度のローカル・ブルー・オーシャン・ビジョン推進事業に共同申請で採択され、株式会社リングスターのプロジェクトを介して海洋ごみ問題への当事者意識を高める授業パッケージを製作、全国展開を目指します。

▼ 令和6年度のローカル・ブルー・オーシャン・ビジョン推進事業の詳細はこちら。

https://www.env.go.jp/press/press_20240614_1.html

三者鼎談の様子。

株式会社リングスターのビジョン

今回の鼎談で、株式会社リングスターは、商品の販売によるオーシャンプラスチックの削減報告と企業間コラボレーションの実績、及び下記の目標を掲げたプレゼンテーションを行いました。

(1)海洋プラスチックごみを削減するだけなく根絶し、海洋プラスチックごみが無い世界を目指すこと。

(2)内陸に囲まれた生駒市の子どもたちを起点とし、全国の子どもたちに向けて、オーシャンプラスチックの問題を”自分ごと”として考えてもらうようにすること。

(3)多くの企業やブランドへの啓発を行い、問題点・向き合い方・最終目標が不明瞭になってしまっている「マーケティングとしてのSDGs」に終止符を打つこと。

株式会社リングスターでは今後、上記の目標に向けて生駒市SDGs推進課と協力し、市内の幼稚園・小中学校への出前講座、市内でのワークショップ及び啓発イベントの開催を予定しています。

また、対馬市の課題についての更なる認知度向上を目指し、商品の販売店舗の拡大を積極的に進めて参ります。

私たちはプラスチック製品をメインとして取り扱うメーカーだからこそ、「正しく選ぶ、正しく捨てる、正しく向き合う」世界の実現を最終目標として、これからも活動していきます。


商品の詳細と取扱店舗

▼ 対馬オーシャンプラスチックパーツケースの取扱店舗リストは下記をご参照ください。

https://www.notion.so/d215959926924802b0d7e994d4bb9bfd?pvs=4

▼ 公式ネットショップでも販売しています。

https://ringstar1889.base.shop/

▼ プロジェクトの詳細なストーリー、また商品の概要については、下記をご覧ください。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000054147.html


会社概要

株式会社リングスター

工事現場・建設現場で使える工具箱、釣具の収納に最適な釣具箱、アウトドアやキャンプに使えるマルチボックスを開発しています。
時代とユーザーのニーズに合わせた、高品質で高機能な「箱」を、国内製造にこだわって生み出し続けています。

業種:工具収納用プラスチックケース・工具収納用スチールケース・工具収納用バッグ・アウトドア収納ボックス・釣具用タックルケースの製造及び販売
代表者名:唐金 吉弘
設立日:1887年(明治20年)
所在地:奈良県生駒市北田原町1208-5
ホームページ:http://www.ringstar.co.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/ringstar_1889/
Facebook:https://www.facebook.com/ringstar1889/
公式LINEアカウント:https://page.line.me/?accountId=837hxfax


プレスリリースについてのお問い合せ

株式会社リングスター
マーケティング室  篠田 玲羅

〒630-0142 奈良県生駒市北田原町1208-5
TEL : 0743-72-0125
mail : r.shinoda@ringstar.co.jp

マーケティング室  唐金 祐太
mail : yu.karakane@ringstar.co.jp

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