村の鍛冶屋は、名栗加工が施されたSLD鋼の三徳包丁を10月6日より販売開始いたします。刃、ハンドル、外箱まで全てが三条製、重厚感あるこだわりの一本です。
株式会社山谷産業(本社:新潟県三条市、代表取締役:山谷武範、ECサイト:村の鍛冶屋)、家庭用・業務用包丁類の手作りによる一貫製造を行っている株式会社タダフサ(住所:新潟県三条市東本成寺27-16、代表:曽根忠幸)、木槌の製造を主軸に様々な木製品を手掛けているカネコ総業株式会社(住所:新潟県三条市大面65、代表:金子薫)がコラボレートして製作したもの。
伝統を受け継ぎ続ける包丁の産地・三条市に会社を構える3社が協力し、今回の名栗包丁をリリースいたしました。
9月21日の燕三条トレードショウでロンドンのバイヤーに紹介したところ、早速ご注文をいただいた注目の商品です。
■名栗加工が施されたハンドル
名栗とは、木材の表面に凹凸の削り痕を残す加工で、古くから日本建築で使われている、長い歴史を持つ日本の伝統技術。
独特の凹凸が手にフィットし、見た目だけでなく実用性も兼ね備えています。
木材にはウェンジュを使用しており、耐久性が高いのが特徴。
美しい木目と黒紫褐色が重厚感のあるハンドルを作り出します。
■木柄を加工しているのはカネコ総業株式会社
木槌の製造を主軸に様々な木製品を作り続けています。
主に包丁や鎌、鉈など刃物の柄、木槌、祭礼用品等を製造しており、材料から組立まで一貫生産しています。
■SLD鋼の刃
SLD鋼は、硬くて粘りがあり、耐摩耗性が高いため、長期間使用しても切れ味が持続します。
そのため、主に高級包丁に使用されています。
家庭用包丁でも、よく切れて錆びにくい包丁として人気があります。
ステンレス並みのクロームと多くの炭素、モリブデン、バナジウムなどを含む特殊合金鋼です。
炭素鋼と違い、非常に錆びにくい材質です。
(全く錆びないというわけではないため、お手入れは必要です。)
鋼の中では比較的研ぎやすい種類で、お手入れをしていただくと末永くご使用いただけます。
刃にさりげなく刻印された村の鍛冶屋のマークもポイントです。
■刃表面の梨地加工
SLD鋼の表面には梨地加工が施されています。
細かい食材がくっつきにくいというメリットがあります。また、高級感のある佇まいを醸し出します。
■刃を手掛けたのは株式会社タダフサ
創業当時より心を込めた手造りにこだわり、家庭用や本職用の包丁をはじめ、蕎麦切り包丁、漁業用や収穫用刃物などを製造しています。
老舗の技をそのままに、今の暮らしにしっくり馴染む佇まいの包丁で、和洋にとらわれない現代のライフスタイルに合わせてお楽しみいただける製品を造り続けています。
■贈答用にもおすすめ
外箱のデザインから製造についても三条市で行っています。
マットな質感の外箱に巻かれた帯には名栗の凹凸模様が印刷されています。贈答用にもぴったりな包丁です。
■名栗包丁について
ドイツで開催された世界最大級の見本市「アンビエンテ」へ共に出展したご縁で、各分野で高い技術力を誇るカネコ総業、タダフサに協力していただけることになりました。
刃、ハンドル、外箱共に三条市でこだわって創りあげた包丁を世に送り出したい!という志の元、今回の名栗包丁の製作が実現しました。
三徳包丁以外にも、今後はペティナイフ、牛刀等ラインナップ展開予定。
■名栗 三徳包丁
・商品詳細
素材:刃 / SLD鋼 梨地加工、ハンドル / ウェンジュ 名栗加工
サイズ:全長 約310mm、刃渡り 約165mm
重量:約158g
・価格
20,000円(税抜)
・販売開始日
10月6日
・販売ページ
https://www.muranokajiya.jp/c/honten/4937769000599
販売サイト:村の鍛冶屋ECショップ(https://www.muranokajiya.jp/)
販売元:株式会社山谷産業
※以下、メディア関係者限定の特記