【オープン日】2023年10月25日(水)
エコツーリズム事業の開発・運営を目指すスタートアップ企業・スチームン株式会社(本社:神奈川県足柄下郡真鶴町、代表:藤田 健)は、神奈川県真鶴町に「サステナブル」「ソーシャルグッド」「ホスピタリティ」の3つをコンセプトにしたファミリー向けグランピング施設「COUSCOUS Glamping Manazuru(クスクスグランピング真鶴)」を2023年10月25日(水)にオープンします。またこれに先がけ、2023年9月15日(金)より予約受付とオープニングスタッフの募集を開始しました。
ホームページ:https://couscousglamping.com
【オープンまでの経緯】
スチームン株式会社のチームメンバーは、神奈川県を故郷とする幼なじみやその兄弟姉妹で、キャンプ仲間でもあります。
共同代表の藤田は、中米・ベリーズでの起業、国内でのITや海外進出支援事業の企画・マーケティングを経験し、同じく共同代表の熊澤は環境認証審査機関や環境保護団体にて自然保護や企業の社会的責任に取り組んできました。また、チームメンバーには飲食業、接客業のプロフェッショナルが揃っています。
それぞれの経験を経た今、私たちが今後の人生をかけた事業を計画するにあたって、幼少期より慣れ親しんだ神奈川県西部で地域活性につながるグランピング事業を発案したことはむしろ自然なことでした。
法人設立後、紆余曲折を経て、神奈川県で唯一「過疎地域」に指定されている真鶴町にて好適地を見つけ、「地域の魅力の発信」や「食材・建材の地産地消」、「子育てママや高齢者、障がい者を含むダイバーシティ雇用」などを通じて地域の活性化をすべく、2023年5月のオープンを目指し「クスクスグランピング真鶴」の開発を進めておりました。
ところが、工事を依頼していた工務店が着手金・中間金を支払った時点で未完成のまま破産してしまい、2013年4月にプロジェクトが頓挫してしまいました。
そこで、真鶴町周辺の各種工事事業者の協力を得ると共に、クラウドファンディングや金融機関からの資金調達にて資金を募ることで事業を再生。その後も工事に遅れが出ながらも、ようやく2023年10月にオープンできることとなりました。
クラウドファンディングページ:https://readyfor.jp/projects/couscous
2023年9月15日(金)には予約の受付とオープニングスタッフの求人を開始しています。
予約ページ:https://app.satoyama-travel.com/booking/SGCSB/couscous/plans
求人ページ:https://couscous.jbplt.jp/
【クスクスグランピング真鶴について】
クスクスグランピング真鶴は、「サステナブル」「ソーシャルグッド」「ホスピタリティ」の3つをコンセプトにしています。
元々の地形・植生をほとんど変えずに整備し、空き家を改修してセンターハウスに使用。建材には古材を使用し、通路には神奈川県のダムに流れ着いた流木をウッドチップにしたものを敷いています。電力や食材、アメニティなどにもサステナブルなものを選択し、ゲストと一緒に次世代に繋ぐ環境や社会の未来を考える取り組みを行なっていきます。
真鶴町は神奈川県で唯一「過疎地域」に指定されており、 人口減少や少子高齢化対策が課題になっています。クスクスグランピング真鶴は、「地域の魅力の発信」や「食材・建材の地産地消」、「子育てママや高齢者、障がい者を含むダイバーシティ雇用」などを通じて地域の活性化を目指し、こうした社会課題の解決に取り組んでまいります。
COUSCOUS Sustainable Challenges
●施設名の由来
「COUSCOUS Glamping Manazuru(クスクスグランピング真鶴)」という名称は、子供たちの笑い声の「くすくす」、真鶴町にゆかりのある地中海で産まれた食材の「クスクス」、真鶴の町木で、施設内にも大木がある「クスノキ」、の3つに由来しています。施設を訪れる方に自然の中で美味しい料理とアクティビティを楽しんでいたきたい、という願いを込めました。
海と山の恵み、子供たちの笑顔を表した施設ロゴ
●クスクスグランピング真鶴 施設概要
施設名 |
COUSCOUS Glamping Manazuru(クスクスグランピング真鶴) |
住所 |
〒259-0202 神奈川県足柄下郡真鶴町岩812-8 |
ホームページ |
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電話番号 |
0465-43-7808(2023年10月5日開通) |
メールアドレス |
info@couscousglamping.com |
運営会社 |
スチームン株式会社(STeaMN, Inc.) ホームページ:http://steamn.jp |
【クスクスグランピング真鶴の特徴】
●設備・眺望
クスクスグランピング真鶴は、三方を海に囲まれた真鶴半島の根元に位置する眺めのいい丘にあります。約5,700㎡の場内には、個性豊かな7つの宿泊テントのほか、シャワー・トイレ・レストラン・バーのあるセンターハウス、アウトドア遊具のあるプレイグラウンド、ゲスト同士が交流できるファイアプレイスなど、多彩な設備でお迎えします。
プライベートドッグラン付きのテントもあり、ワンちゃんと一緒にご来場いただけます。
施設マップ
施設からは、相模湾越しに見える三浦半島や房総半島、伊豆半島や、伊豆諸島を眺めることができます。
スイートテントからの眺め
●アクティビティ
「クスクス キッズクラブ」では、ゲストのお子さまがご両親のもとを離れて楽しみながら体験学習できるプログラムを提供します。
海外生まれの科学と算数の体験型プログラムを取り入れた自然の中でのアクティビティを通じて、お子さんの自発性・自主性や感受性、柔軟性、想像力、問題解決力を育みます。また、様々なバックグラウンドを持つ多年齢の参加者との交流により、多様性を理解し、協調性を身に付けることができます。
キッズクラブ参加中はご両親はリラックスしたり大人向けアクティビティをしてお過ごしいただけます。
また、ワーケーション環境も充実しており、施設内の全てのエリアで無料で高速Wifiをご利用いただけます。ストレスフリーでWEB会議などを実施いただけます。普段と違う環境でリモートワークをすることで、新しい発想がうまれ、効率もアップ!ワーケーション会員同士が焚き火を囲んで交流して、新たなコラボレーションにつながることも。
お子様とご一緒でも、キッズクラブにお預けいただくことができるので、お仕事に集中できます。
●宿泊
クスクスグランピング真鶴では、ウッドデッキの上に設えたテントに宿泊いただきます。全7棟の個性的なテント内は常に快適な温度に保たれ、ふかふかのベッドでおやすみいただけます。各テントの前にはリビングダイニングがあり、ディナー、朝食をプライベート空間でお召し上がりいただけます。
はらっぱのレギュラーテント
丘の上のスイートテント
●食事
お食事は、魚介類、ジビエ、地元産野菜など、地域ならではの素材を使用した「キャンプ家庭料理」。各宿泊テントにはグリルがあり、BBQやダッチオーブン料理などが楽しめます。
食材や調理器具、食器、お飲み物などはすべて施設側で用意するので、手ぶらでお越しいただけます。
開放的なウッドデッキのあるセンターハウス内のレストランでは、ランチや軽食、各種ドリンクを提供。夕食後はバータイムとしてお酒やおつまみも提供します。
クスクスグランピング真鶴では、鹿肉を中心としたジビエ食材をディナー、ランチで提供します。
普段は食べ慣れない鹿肉ですが、実は健康に良し、美容に良し、環境に良しのお肉。「臭い」「固い」といったイメージを持たれている方もいらっしゃいますが、適切に処理され、丁寧に調理された鹿肉は絶品です。
現在1割程度しか利活用されていない害獣駆除のため狩猟される鹿肉を食べることで、地域環境の改善にもつながります。
鹿肉は南足柄市で狩猟・有害鳥獣駆除と処理場運営を行う「Japan Hunter Girls」から提供いただきます。クスクスグランピング真鶴では、狩猟によって生物多様性を育む豊かな森林を残し、生態系のバランスを保つため・人の生活を守るために捕獲されたいのちの利活用を循環させるJapan Hunter Girlsの活動に共感し、ジビエの活用・認知拡大に取り組んでいきます。
鹿肉のバーベキューと鹿シチュー
【真鶴の魅力】
古くは源頼朝が再起をかけて船出をした地としても知られる真鶴。1年を通じて温暖な気候で、古くからリゾート地として多くの文化人に愛されてきました。明治時代、真鶴に居を構えた画家・三宅克己は、その風光明媚な景色を地中海の景勝地に喩え、「東洋のリヴィエラ」と讃えました。
東京・横浜からアクセスが良く、また、湯河原、箱根、小田原、熱海など周辺観光地への拠点にもなり得る真鶴ですが、独自の「美の基準」を定め、バブル期のリゾート開発の波からも自然と調和した町並みを守ってきました。
真鶴港の風景
また、真鶴はグルメとレジャーの町でもあります。
樹齢300年以上の樹木が見られる魚付き保安林「お林」から流れ込む栄養分と、岸近くから急に深くなる「どん深」の地形のおかげで、魚種が豊富で美味しい魚が漁れます。豊洲市場では、真鶴で水揚げされた魚は間違いないと言われるほど。温暖な気候と斜面を利用した柑橘類の栽培も盛んです。
また、ファンダイビング発祥の地とも言われる真鶴では、ダイビングの他にも、海水浴や磯遊び、釣り、ボート、みかん狩りなど、大人から子供まで季節を問わずさまざまなレジャーが楽しめます。
磯釣りのメッカにもなっている景勝・三ツ石の朝焼け
【運営会社情報】
社名 |
スチームン株式会社(STeaMN, Inc.) |
本社所在地 |
〒259-0202 神奈川県足柄下郡真鶴町岩812-8 |
代表取締役 |
熊澤 誠人・藤田 健 |
事業内容 |
アウトドア宿泊施設の開発・運営 |
設立 |
2019年7月 |
ホームページ |
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社名の由来 |
チーム名の「STeaMN」は力強いエネルギーを生み出しながら柔軟に形を変える「蒸気(STEAM)」に、新しさ(NEW)や自然(NATURE)を表すNを加えて名付けました。 |