呼吸器など医療的ケアのある子どもたちを在宅医や通所施設の看護師、企業らがサポート
福井県福井市で重い障害や日常的に医療的ケアが必要な子どもたちの通所施設を運営し、旅行や就学支援など制度にはない支援を実施している「一般社団法人Orange Kids’Care Lab.」(オレンジキッズケアラボ、代表:紅谷浩之)は、鷹巣海水浴場で、「医療的ケア等がある子どもと家族のための海水浴 シーサイドラボ」を2023年8月5日(土)に開催します。呼吸器など医療的ケアのある子どもたちを在宅医や通所施設の看護師、企業らがサポートに入り、3年ぶりの開催を盛り上げます。
■取材依頼はこちらから:https://carelab.jp/contact/
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医療的ケア等がある子どもと家族のための海水浴 シーサイドラボ 概要
【対象】
オレンジキッズケアラボを利用する病気や障害、医療的ケアがある子どもとその家族 13組
【場所】
鷹巣海水浴場(福井県福井市浜住町)
【日程と内容】
2023年8月5日(土)11:00〜15:00
家族みんなで海水浴を楽しみます。海の家「小西亭」の一区画を貸切、お子さんも家族も休憩できるスペースを用意しています。
【主催】
一般社団法人Orange Kids'Care Lab.
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活動の背景
「医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律」(以下、医療的ケア児支援法)が2021年に施行され、現在まで様々な具体策が各地で展開されています。しかし、平常時の支援や活動が展開される一方で、非常時や災害時にまで配慮した支援・対応は多くないのが現状です。
オレンジキッズケアラボでは、障害福祉サービスの提供だけでなく、「非日常的な体験」にチャレンジすることも大切にしています。日常では味わえない体験、初めての体験を通して、子どもたちに様々な感情が生まれる過程を大事にしています。
このイベントのはじまりは2014年。祖母が毎年夏は海の家を運営している、というお子さんがいました。でも、そのお子さんもご家族も、生まれてから一度も祖母がいる海の家に行ったことがありませんでした。聞けば、自宅から海水浴場までは車で20分ほどの距離。でも、家族にとっては呼吸器が必要な子どもを連れて海に行くのは、夢のような話だと知りました。当時、団体としては、子どもたちとの夏休みをどう過ごそうか、何をしようかと考えている時でした。”だったらおばあちゃんのいる海の家で、みんなで海水浴を楽しもう!”、子どもたち、家族、団体にとって、大きなチャレンジのはじまりでした。以降、毎年の恒例イベントとなっていましたが、コロナ禍中はイベントを中止せざるおえず、今回は3年ぶりの開催となります。
このイベントでは、医療ケアや重度な障害を理由に家族での外出やイベント参加が難しいという現状を踏まえ、
・子どもたちと家族の夏の思い出を作ること
・子どもたちが海でしか味わえない五感を楽しむこと
・子どもたちと家族が、これからも外出やイベントの参加ができるような工夫や方法等の相談
など、医療スタッフがサポートします。
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一般社団法人Orange Kids’Care Lab. 概要
団体名:オレンジキッズケアラボ
設立:2012年4月
代表理事:紅谷 浩之、戸泉 めぐみ、柳澤 耕平
事業内容:障害者総合支援法に基づく障害福祉サービス事業(居宅介護、生活介護)及び相談支援事業、児童福祉法に基づく障害児通所支援事業(放課後等デイサービス、児童発達支援、居宅訪問型児童発達支援、保育所等訪問支援)及び障害児相談支援事業、制度外事業(就学支援、旅行支援、カフェの運営等)
■ご協力いただける企業・団体・個人のみなさまへ
私たちオレンジキッズケアラボは、「こたえていく、かなえていく。」を合言葉に、日常もチャレンジも欲張って様々な活動をしています。今回の災害学習キャンプのようなイベント開催時に、サンプル商品を提供していただけたり、また社員の皆様のお力を借りながら一緒に企画ができたりしたらとても嬉しいです。私たちと一緒に子どもたちの成長と未来をつくっていきませんか?ご参加・ご協力お待ちしています。