札幌市にある6スキー場のコンディションが、館内やスマホで確認できます
株式会社SKIDAY(本社:東京都千代田区、代表取締役:太野垣 達也、以下「当社」)は、2022年11月17日(木)〜2023年4月2日(日)の期間で「OMO3 札幌すすきの by 星野リゾート」に、当社が開発したモバイル式ライブカメラを使ってスキー場のコンディションが一目でわかる「SKIDAY CAM」のサービスを、ホテルの館内で提供します。
これにより、「OMO3 札幌すすきの by 星野リゾート」の宿泊者は、館内のパブリックスペースや自身のスマートフォンで札幌市内に位置する6スキー場のコンディションを、「SKIDAY CAM」が配信する最新のライブカメラ画像と気象情報によって確認することができ、より良いコンディンションのスキー場を選ぶことができるようになります。
本事業は、「さっぽろ連携中枢都市圏」内の12市町村による行政オープンイノベーションプロジェクト「Local Innovation Challenge HOKKAIDO」に採択された事業の実証実験プロジェクトです。
- 情報発信のスマート化で冬のプロモーションに貢献! 札幌市の行政課題を解決します
最新型のモバイルライブカメラを活用
ライブカメラシステム「SKIDAYCAM」はモバイル型ライブカメラを活用しており、電源、ケーブルやネットワークの状況によらず自由な場所に設置することができます。例えば、スキー場のゲレンデ脇の木(写真左)といった古くから使われているカメラでは難しかった場所にも設置することができます。
こうした設置場所の自由度の高さから、スキー場が見せたい景色(写真中)や降雪量が気になる場所に設定した計測台(一番下の写真)を配信することも可能です。
「OMO3 札幌すすきの by 星野リゾート」との取り組み
「OMO3 札幌すすきの by 星野リゾート」の館内のパブリックスペースに、札幌市内の6スキー場の最新ライブカメラ画像が見られるタッチパネル型モニターを設置します。宿泊者は画面を操作することで、最新の画像・気象情報だけではなく過去の情報も確認することができます。また、モニター横に掲示するQRコードをスマートフォンで読み込むことで、部屋でも移動中でもスキー場のコンディションが確認できます。
札幌市が目指す「大都市スノーリゾートシティ」に向けて、スキー場での体験価値向上に貢献
この取り組みでは、各スキー場の公式サイトの閲覧者だけでなく、ホテル宿泊者にも札幌市内の6つのスキー場の最新コンディションを画像によって「見える化」して提供することで、その日、旅行者にとってベストな行き場所を選定することができ、スノーリゾートでの"最高体験=The Day"の実現確率を高めてもらおうという狙いがあります。それによって、スノーリゾートは来場者の満足度が高まり、宿泊施設には顧客サービスの向上、競合とのサービス差別化となります。また、札幌市にとっては、今回のサービスを取り入れる宿泊事業者が増えることで、行政目標として掲げる「スノーリゾートシティ」として札幌市に滞在する観光客への体験価値向上、観光エリアとしての競争力向上に結びつくこととなります。
(写真は2022年11月16日にサッポロテイネスキー場に設置されたカメラからの画像。札幌市内から車で30分圏内)
- 担当者からのコメント
当社代表取締役 太野垣達也コメント
札幌市および OMO3 札幌すすきの by 星野リゾートという、今後の日本のスノーリゾートの発展にとって重要な役割を担う自治体、宿泊施設と連携したプロジェクトを行えることを光栄に思っております。当社が目指す「スキーヤー・スノーボーダーにとっての"最高体験=The Day"の実現確率を高める」というミッションに向けて、新たな価値提供ができる手段だと思っています。既存のスキー・スノーボード愛好家はもちろん、雪を初めて見るエントリー層にも雪山体験を最高の思い出にしてもらい、シーズンに何度も雪山に足を運んでもらいたく思っています。
OMO3 札幌すすきの 総支配人 羽毛田実氏コメント
今回、スキー場のゲレンデ状況がわかるライブカメラを、当ホテルに設置する機会をいただき感謝しています。札幌市には6つのスキー場があり、どのスキー場も札幌市中心部から車で約1時間以内と距離が近いのが特徴です。滑走日の天気やゲレンデのコンディションに合わせてスキー場を選べるので、札幌市はスキー旅行にとって最適な場所です。今回のような国内外に向けたスノーシーズンの情報発信は、将来的に札幌市の観光需要を支える大きな柱になると期待しています。OMO3 札幌すすきのでは、都市スキーを楽しむスキーヤーやスノーボーダーが滑走前後も、快適かつスキー旅行のテンションがあがる滞在を提供したいと考えています。
STARTUP CITY SAPPORO 事務局コメント
札幌市は、手軽にウインタースポーツを楽しめる「雪の街の魅力」と食やショッピング等を楽しめる「国際観光都市の魅力」との融合により、札幌でしか実現できない、街全体で冬を楽しむ「大都市スノーリゾートシティ」としてのブランド化を目指しています。
Local Innovation Challenge HOKKAIDO の実証実験においては、ブランド化推進の一環として、SKIDAYが提供する「SKIDAY CAM」を札幌市内6スキー場に設置し、スキー場のコンディションを見える化するとともに、「OMO3 札幌すすきの by 星野リゾート」と連携した情報発信の強化を図ることを通じて、スキー場の情報を活用した観光客への情報発信、体験価値向上に結びつく取組になることを期待いたします。(※札幌市関係部署)
経済観光局経済戦略推進部イノベーション推進課 経済観光局観光・MICE推進部観光・MICE推進課
- 「SKIDAY CAM」の詳細
当社が開発した「SKIDAY CAM」は2020年にサービスを開始し、スキー場単体での契約のほか、スキー場を有する自治体や観光局、DMOなどでの導入が進んでおります。昨シーズン(21-22)には導入事業者が27箇所に到達し、今シーズンはニセコ、苗場、白馬エリアなど日本の大型スキー場90箇所の約66%にあたる60箇所以上に急増する見込みです。
ユーザーは、導入スキー場の公式サイトのほか、「SKIDAY CAM」のサイト(https://skiday.app)から各スキー場のライブカメラ画像を気象情報と併せて確認することができ、コンディションの良し悪しを基準にしたスキー場選びをすることができるようになります。また、当社ではライブカメラから配信される画像をクラウド上に保存しており、最新画像だけではなく過去に遡って画像を見ることができるので、最新の情報だけではなく過去からのコンディションの推移も踏まえてスキー場選びをすることができます。(サービスの詳細は別紙をご参照ください)
- “最高の日”を自動で教えてくれる専用アプリで「パウダーアラート」をキャッチ
ライブカメラサービスに付随して、当社では今冬に向けてモバイルアプリ「SKIDAY -パウダーアラート-」をリリースしました。このアプリを利用することで、スキーヤー・スノーボーダーはお気に入りのスノーリゾートに絶好のパウダースノーが降ったときにプッシュ通知で「パウダーアラート」を受け取ることができます。通知をタップすれば、ライブ画像と気象情報によって実際のコンディションを確認することができ、最高体験の候補日を逃すことなく情報をキャッチできます。
アプリは無料でご利用いただけます。12月27日現在iOSのみに対応しており、Android版は近日公開予定となっております。
【ダウンロードURL】https://apple.co/3fS9Dlo
【QRコード】
- スキー・スノーボードの魅力を、より深く、より多くの人に伝えるために
当社、代表取締役である太野垣達也は、約20年間プロスキーヤーとして活動し、元スキー専門雑誌の編集⻑という経歴を持ちます。その根底には一貫して「雪山を通して、スキー・スノーボードの魅力を、より深く、より多くの人に伝えたい。そして、人生をより豊かに彩るきっかけにしてもらいたい」という想いがあります。
これまで国内131箇所、海外48箇所のスノーリゾートを滑って自らが体験してきた、スキー・スノーボードは年齢、性別、人種、国境、文化関係なく楽しめるアクティビティであり、そこには人や自然との刺激的な出会いと、そこから生み出される感動体験に満ちている素晴らしい「遊び」であるという確信があります。
ウェル・ビーイングへの注目度が高まり、SDGsをはじめ自然環境の価値が再認識される今、雪山を通した自然体験の機会を未来の子供たちに残しつつ、さらに満喫できる世界をビジネスを通して実現させるために、今回は札幌市および星野リゾートと連携した事業に取り組んでいます。
- 株式会社SKIDAYについて
当社は、「スキーヤー・スノーボーダーにとっての"The Day"の実現確率を高めること」をミッションに掲げたスタートアップ企業であり、全国のスキー場、およびスノーリゾートを有する自治体の課題解決に関する事業を専門に行なっています。「The Day」とは、コアなスキーヤー・スノーボーダーにとって、シーズン中に数回あるかないかという最高のコンディションで最高の滑りができた日、という意味があり、当社では、その実現確率を高めるためのサービスを複数行っています。
今回、OMO3 札幌すすきの by 星野リゾートにライブカメラを設置する取り組みは、スノーリゾートの課題解決のために開発したモバイル式ライブカメラサービス「SKIDAY CAM」を宿泊施設に提供する新事業となります。
これまで、ビジネスコンテストでは、⻑野県主催・信州ベンチャーサミットにてグランプリ受賞、グロービス経営大学院主催・Globis Venture Challengeにて大賞を受賞しております。また、経済産業省主催・始動 Next Innovator 育成プログラムに採択を受けるなどスタートアップとして数々の評価を受けています。
【会社概要】
社名:株式会社SKIDAY
本社所在地:東京都千代田区
代表取締役:太野垣 達也
事業内容:スノーリゾートのマーケティング領域全般
設立:2020 年 6 月
HP:https://skiday.co.jp/
- OMO3 札幌すすきの by 星野リゾート について
「幸せな夜更かし」をコンセプトに、ドリンク片手に気軽に参加できる食のガイドプログラムや、ご近所の飲食店をはしごするツアーなどを開催。お客様の幸せな夜更かしを叶える、食の魅力がつまった街「すすきの」を楽しむ仕掛けが満載の「テンションあがる『街ナカ』ホテル」です。
【施設概要】
所在地:〒064-0805 北海道札幌市中央区南五条⻄6丁目14-1
電話:050-3134-8095(OMO 予約センター)
客室数:226室
チェックイン 15:00/チェックアウト 11:00
料金:1 泊 1 室あたり 10,000 円〜(税込、食事別)
アクセス:札幌市営地下鉄南北線すすきの駅から徒歩約 5 分
URL:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/omo3sapporosusukino/
- Local Innovation Challenge HOKKAIDO について
「さっぽろ連携中枢都市圏」内の12市町村が、圏内の地域、行政課題を国内外のスタートアップとの連携、協働により解決を目指す、行政オープンイノベーションプロジェクト
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000077173.html