~山梨県警察および3機関と連携協定締結~
味の素株式会社(社長:藤江 太郎 本社:東京都中央区)は、山梨県警察(本部長:伊藤 隆行 本部:山梨県甲府市、以下山梨県警)および山梨県山岳連盟(会長:小宮山 稔、以下山岳連盟)、公益社団法人日本山岳ガイド協会(会長:谷垣 禎一 本部:東京都新宿区、以下ガイド協会)、株式会社ヤマレコ(社長:的場 一峰 本社:長野県松本市、以下ヤマレコ社)と、同県の安全登山啓発活動に関する連携協定を7月1日(金)に締結します。この契約に基づき、当社は、同県を訪れた登山者に対し「アミノバイタル®」製品サンプルセットを提供します。
当社は、長時間の登山を安全に行うための栄養補給として、アミノ酸の摂取を推奨しており、2008年よりガイド協会と共同で、山岳遭難事故対策支援の一環として、全国の山岳ガイドを対象にしたアミノ酸摂取方法等の勉強会や、登山者への「アミノバイタル®」製品提供を実施しています。また2015年には、長野県山岳遭難防止対策協会と「アミノバイタル®」のサプライヤー契約を締結し、同協会への「アミノバイタル®」製品の供給や事故が多発する下山前の摂取を促し山岳パトロール・救助活動の支援を行ってきました。
山梨県は、富士山、北岳といった全国屈指の高い山々から、比較的なだらかで山頂から富士山などの景色が一望できる低い山々など、さまざまな山岳を有しており、県外からも多くの登山者が訪れていますが、山岳遭難が後を絶たない状況です。2021年の山岳遭難発生件数は116件で、2020年比で約105%と増加しており、深刻な事態が続いています(出典:山梨県警察サイト「山岳遭難発生状況」)。
このたび締結する連携協定は、当社の長野県との取り組みに着目した山梨県警が、同県の安全登山を推進するため、当社および山岳連盟、ガイド協会、ヤマレコ社に働きかけ、実現に至ったものです。
当社は、この取り組みにおいて「アミノバイタル®」製品サンプルセットを提供し、山梨県警や山岳連盟、ガイド協会が運営する登山計画共有システム「コンパス」※などを通じて、登山者に配布することで、登山者の栄養補給や体調管理を支援していきます。また当サンプルセットの配布により、「コンパス」への会員登録を促進し、遭難や事故を未然に防ぐことが可能となります。今後は、「コンパス」や、ヤマレコ社が運営する登山専用コミュニティサイト「ヤマレコ」とタイアップし、アミノ酸摂取による安全登山の啓発活動を行う予定です。
※ ガイド協会とインフカム株式会社が運営する、Webサイトやアプリによって、家族や友人、
警察等と登山計画を共有できる情報システム。当システムを利用して全国の山域の登山届を
提出することができ、下山通知機能で安否の確認、入山地以外の他県にまたがる縦走も共有
することが可能。WEBサイト:https://www.mt-compass.com/
当社は今後も、登山関連製品市場における「アミノバイタル®」の一層の普及を図るとともに、山梨県における安全登山啓発活動を推進し、さらに全国に展開することで山岳エリアでの安全登山に貢献することを目指します。
▼登山のための「アミノバイタル®」活用法
https://www.ajinomoto.co.jp/aminovital/products/competition.html?search_sort=trekking
参 考
■山梨県山岳連盟の概要
(1)名 称:山梨県山岳連盟
(2)設立時期:1948年12月
(3)会 長:小宮山 稔
(4)事業内容:山岳環境に配慮しつつ安全で自由な登山の実践、加盟団体や個人会員相互の連携を深め知識や
技術等の探求や普及、スポーツクライミングの普及振興
(5)組 織 体 :22加盟団体
(6)WEBサイト:http://www.yamanashi-gakuren.jp/
■公益社団法人日本山岳ガイド協会の概要
(1)名 称:公益社団法人日本山岳ガイド協会
(2)所 在 地 :東京都新宿区
(3)設立時期:1971年4月
(4)会 長:谷垣 禎一
(5)事業内容:山岳ガイドの養成・認定・研修、山岳スポーツにおける安全に関する調査・研究・普及・出版
・指導、山岳スポーツ施設の管理運営、諸国の山岳団体及び自然保護団体との交流など
(6)組 織 体 :正会員60団体
(7)WEBサイト:http://jfmga.com/index.html
■ヤマレコ社の概要
(1)会 社 名 :株式会社ヤマレコ
(2)所 在 地 :長野県松本市
(3)設立時期:2013年7月
(4)代 表 者 :代表取締役 的場 一峰
(5)事業内容:インターネットによる情報提供サービス、広告業務、通信販売、ウェブサイト作成、
アウトドアイベントの企画・運営、旅行業法に基づく旅行業及び旅行業代理業
(6)従業員数:5名(2022年6月現在)
(7)WEBサイト:https://yamareco.co.jp/
味の素グループは、“アミノ酸のはたらき”で食習慣や高齢化に伴う課題を解決し、人々のウェルネスを共創する、食と健康の課題解決企業を目指しています。
私たちは、“Eat Well, Live Well.”をコーポレートメッセージに、アミノ酸が持つ可能性を科学的に追求し、事業を通じて地域や社会とともに新しい価値を創出することで、さらなる成長を実現してまいります。
味の素グループの2021年度の売上高は1兆1,493億円。世界36の国・地域を拠点に置き、商品を販売している国・地域は130以上にのぼります(2022年現在)。詳しくは、www.ajinomoto.co.jpをご覧ください。