~夕焼けを感じながら漁体験・獲れたてのタコを味わおう~
NTT東日本株式会社 神奈川事業部(執行役員 神奈川事業部長 相原 朋子、以下「NTT東日本)は、「地域循環型社会の共創」というパーパスのもと、有志メンバーを募り、豊かな魚介類や海藻類が生息する横須賀・走水地区で活動している「海とミライのがっこう」の運営をサポートしています。
この度、夏の夜ならではの特別な体験が可能なワークショップが2025年7月29日(火)に実施され、その運営をサポートいたしました。ワークショップには、一般公募で募った親子17人が参加し、タコつぼ漁体験・ビーチコーミング・タコの生態観察・バーベキュー・焚火等を行いました。2025年8月19日(火)にも、同様のワークショップが開催されるため、そちらもサポートする予定です。

1. 背景・目的
横須賀市走水地区周辺は、かつての東京湾の姿がそのまま残る”東京湾の最後の聖地”とも称され、豊かな魚介類や海藻類が生息する地域です。この恵まれた環境の中で、子どもたちが地域の自然や生業に触れ、想像力・創造力を育める学びの場をつくりたいという想いから、「海とミライのがっこう」は発足しました。
これは、特別な教材や施設がなくても、日々の暮らしや自然の中にこそ学びがあるという考えのもと、走水の漁業や文化に根ざした体験型ワークショップを展開する取り組みです。
この活動のきっかけとなったのが、NTT東日本が2023年1月から10月にかけて実施した「横須賀のミライを拓くプロジェクト(第二期)」<*1> です。プロジェクト終了後、走水のレストラン「かねよ食堂」が発起人となり、有志メンバーと共に「海とミライのがっこう」を立ち上げました。<*2>
これまで、小学生や親子向けに漁業体験や磯遊び、食育プログラム等のさまざまなワークショップを提供してきました。また、最近では、地域の歴史を学ぶ談話会や地域の未来を考えるワークショップも開催し、持続可能な地域社会を地域内外の方々と共創する取り組みを行っています。
一方、NTT東日本は「地域循環型社会の共創」をパーパスに掲げ、少子高齢化や地域活性化など、地域社会の課題解決や価値創造に取り組んでいます。その一環として、地域での特別な体験を通じて、地域の魅力を再発見することで、地域社会との絆を深め、持続可能な未来を共創することを目的に、「海とミライのがっこう」の運営をサポートしています。
今回のワークショップでは、タコ漁体験や獲れたてのタコを焚火しながら味わうことといった非日常的な環境を舞台に、海の生態系や漁業の知識、地域の文化に触れるとともに、子どもたちが五感を使って学ぶ機会を創出します。
<*1>https://www.ntt-east.co.jp/kanagawa/information/detail/20230113_001.html
<*2>https://note.com/umitomirai
2. ワークショップ概要
(1)日時: 2025年7月29日(火)15:30〜20:00
(2)場所: 神奈川県横須賀市走水1丁目6-4(かねよ食堂とその周辺海岸)
(3)参加人数:17名(大人8名、子ども9名)
(4)内容:
[第一部] 海辺で見つける、自然の宝物たち(ビーチコーミング)
[第二部] 漁師の目線で海を知る(乗船体験)
[第三部] 火を囲んで、語り、味わう(焚火・夕食)
[第四部] 夜光虫の観察



3. 参加者の声
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タコが仕掛けに入る理由(住処にする、餌をたべる)がわかって勉強になった。
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海岸からそんなに離れていない距離にタコが生息することに驚いた。
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橋や船から海を覗くと、たくさんの魚が泳いでいるのが見えるのに驚いた。海水が綺麗だった。
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夜光虫の観察は、これまで見たことがない、人生初の体験で貴重。
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夜光虫がキラキラしてきれい。花火みたい。
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子どもたちに「夏休み」らしい凝縮した一日を過ごさせることができてよかった。
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東京・横浜から1時間程度で見られる景色・体験としては貴重、最高。
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昨年のワークショップにも参加したが、子どもが自由研究の課題に海とミライのがっこうのことを書いた。今回も楽しい自由研究を作ってくれると期待している。