
華為技術日本株式会社(ファーウェイ・ジャパン)は、2025年5月27日(火)にHUAWEI JAPAN 2025年Q2 新製品発表会を開催しました。シリーズ初のプロモデルとして、プロフェッショナルな登山・トレイルランニング・ゴルフ機能と心電図測定機能を備えた『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』、超薄型・軽量で大画面のスタンダードモデル『HUAWEI WATCH FIT 4』、業界初のマルチセンシングテクノロジー「HUAWEI X-TAP」による高度な健康モニタリングを搭載した『HUAWEI WATCH 5』、シリーズで初めてデュアルドライバーを搭載した水滴デザインのインナーイヤー型イヤホン『HUAWEI FreeBuds 6』などを、2025年6月3日(火)より発売することを発表しました。
■アウトドアスマートウォッチ『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』
まず、人気スマートウォッチであるHUAWEI WATCH FITシリーズの最新上位モデル『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』を発表しました。『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』は、登山、トレイルランニング、ゴルフ、40mフリーダイビングといった専門的なスポーツ機能を備え、進化した高精度GPSと気圧計でより正確なトラッキングを可能にします。また、医療機器承認を取得したECG(心電図)機能※1を搭載しました。

ファーウェイデバイス日本・プロダクトマネージャーの窪田 洸は「『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』は、薄型軽量スリムボディでありながら、プロ仕様のスポーツ記録や健康管理機能を搭載。小さなボディに豊富な機能を詰め込み、かつ快適な装着感のアウトドアスマートウォッチとして完成しました。」と話しました。
■登山・トレラン・ゴルフでの『HUAWEI WATCH FIT 4 Pro』使用感は?
トークセッションには『山と渓谷オンライン』編集長の西村 健氏、シンガーソングランナーで「うたランチャンネル」を運営するSUI氏、プロゴルフコーチの菅原 大地氏が登壇し、それぞれの使用体験やスポーツシーンでの活用法について語り合いました。
まず話題になったのは、サファイアガラスディスプレイなど、高級感と頑丈さを兼ね備えた素材とデザイン性について。

登山愛好家でもある西村氏は「木や、岩場でぶつけても全く傷がつかず、非常に堅牢性に優れていると感じました。」と語り、菅原氏は「ゴルフ中はカートにぶつけたりすることがありますが、全く傷が付かないということに加え、ゴルフスイングの邪魔にならない薄さと軽さは、競技者にはありがたい。」とコメントしました。SUI氏は「トレイルラン中の転倒時にも壊れず、しかも、軽量で頑丈ですごく使いやすいです。」と話しました。続けて、防水性についても話題になりました。西村氏は「山登りでは雨だけではなく、沢登りもあるので防水性は重要です。」と話しました。菅原氏は「雨の中でのプレイがあるので、防水性はありがたい。」とコメントし、さらに、「ゴルフの場合は直射日光の中、プレイすることも多いので、輝度3000ニトで、さらに大画面なので、視認性抜群なのも嬉しいポイントです。」と、ゴルフにおける視認性の重要性も強調しました。西村氏も「標高が上がるにつれて、森林限界と呼ばれる木が生えないエリアに入ると、遮るものがなくなるため直射日光対策は重要です。」と自身の登山経験から視認性の重要さを語り三者三様の視点から製品の魅力を評価しました。

スポーツシーンでの機能面については、西村氏が「登山においてはカラーマップをインポートしておくことで、オフラインでもマップを手元で見られるということが良いポイントだと思います。また、登山では1泊することもあり、充電できないこともあったりするので、バッテリー持ちが長いのはありがたいですね。」と語ると、SUI氏も「スマートフォンでマップを確認できるので、ケータイを持っていることで落とす危険もないですし、ルートから外れると音声で知らせてくれるのが助かります。バッテリーも長持ちで、長距離のトレイルでも安心です。」と話しました。
菅原氏は「ゴルフの場合は、グリーンの位置が一目でわかることや、日本の99%のゴルフマップのほぼすべてが網羅されていて、さらには、正確な距離を把握するということが、高精度なGPSのおかげで実現できているのは、非常にありがたい。」と話しました。さらに、「4ラウンドしても全く充電しなかったので、本当に素晴らしいと感じました。」と話し、バッテリー持ちの長さやマップの見やすさ、高精度なGPSについても話題が広がりました。
また、健康管理機能について、西村氏は「登山中はマップだけでなく気圧・高度・心拍数など多くの情報を確認する必要があるため、大きな画面で操作しやすい点は非常に便利で、歩きながらでもストレスなく確認できるのが魅力です。また、登山は幅広い年齢層が楽しむアクティビティで、健康への関心が高い人も多いため、睡眠中の呼吸の乱れの感知や心電図の測定といった、日常生活でも役立つ機能が充実している点にも魅力を感じます。」と話しました。


SUI氏は「走りながらコースなどを見ることもあるので、そういうときに画面が大きいと見やすいですね。残りの距離が分かるのはもちろん、心拍数とか血中酸素レベルもリアルタイムで確認できるので、今ちょっと飛ばしすぎているな、と一目で分かるので、ペースを調整しやすいのも助かっています。」と、ランニングでの活用法を話しました。また、菅原氏も「HUAWEI WATCHで使用するようになってから健康への意識が高まり、スポーツのときだけでなく、日常生活でも使えるヘルス機能が充実しているのは嬉しいです。」と付け加えました。

SUI氏と菅原氏は、4月に中国・深センのファーウェイ ヘルスケアラボを訪問した感想についても触れました。菅原氏は「最新の研究施設に圧倒されましたし、運動好きな我々からしたら興奮する場所でした。素晴らしい環境で素晴らしいデバイスが開発されていることを知り、開発者の努力にもありがたみを感じました。」とコメントし、SUI氏は「様々な数値において、少しの差が大きな差になるのがスポーツなのでとても重視しています。そうした数値を精密に研究してくださっていることを肌で感じることができました。そして、なにより未病について考えられて研究をされていることに驚きと製品の良さを改めて感じました。」とコメントしました。
最後に「どんな人におすすめしたいか」という問いに対し、西村氏は「登山のビギナーにおすすめしたいです。HUAWEIの製品を使用することで、自分を客観的に見ることができると思います。そして、価格も手頃なので、初心者でも買いやすい製品だと思います。」と述べ、SUI氏は「スポーツが好きな方だけではなく、これから様々なスポーツにチャレンジしてみたい方が、製品をきっかけにスポーツに挑戦してもらえればと思います。」と話しました。菅原氏は「初心者の方でも、分かりやすく使えるデバイスでありながら、多機能なので、プロやコーチなど幅広いゴルファーに勧めたいです。」と締めくくりました。
■超薄型・軽量で大画面、豊富なワークアウトモードと健康管理機能を搭載した『HUAWEI WATCH FIT 4』
前モデル『HUAWEI WATCH FIT 3』の軽量・スリムなデザインを継承しつつ、さらなる進化を遂げた『HUAWEI WATCH FIT 4』。高精細な大画面ながら約9.5mmという驚きの薄さと約27gという軽さは、着けていることを忘れるほどの快適さを提供します。初めて気圧計を搭載し、ウォータースポーツのルート記録も可能となりました。またワイヤレス充電にも対応。ファーウェイデバイス日本・プロダクトマネージャーの窪田 洸は「『HUAWEI WATCH FIT 4』は軽量かつスタイリッシュで、総合的な運動記録と健康管理機能を併せ持った製品」と話しました。

■業界初のマルチセンシング技術による先進の健康モニタリングを実現したスマートウォッチ『HUAWEI WATCH 5』
前作の『HUAWEI WATCH 4』を2023年に発売してから2年ぶりに『HUAWEI WATCH 5』を発表。最大の特長は、業界初となる新技術のマルチセンシング技術「HUAWEI X-TAP」の搭載です。ウォッチ側面に新開発のオールインワンセンサーモジュールを備え、指先を押し当てるだけで起動し、心電図(ECG)※1、血中酸素レベル、体表面温度、情緒、心拍変動など最大8項目にわたる健康指標をわずか1分で高精度に測定することが可能です。

ファーウェイデバイス日本・プロダクトマネージャー 宗 承亮は「『HUAWEI WATCH 5』は単なる機能のアップグレードだけではなく、スマートウォッチデザインを再定義しスマート体験の新時代を切り開く、革新的な製品となりました。常にユーザーに寄り添い実用性の高い機能を追求したファーウェイの研究開発により、 実現した製品です。」と話しました。
■デュアルドライバー搭載で、より再現度高く迫力のあるハイレゾサウンドを実現したインナーイヤー型イヤホン『HUAWEI FreeBuds 6』

最後に、優れたフィット感と究極の快適さを実現したインナーイヤー型イヤホン『HUAWEI FreeBuds 6』を発表しました。デュアルドライバーシステムにより、クリアな高音から迫力の重低音まで、再現度高く、原音に忠実な豊かなサウンドを実現しました。人間工学に基づいた1万件以上の耳のデータのインサイトから生まれた水滴デザインは、見た目の美しさだけではなく、耳への圧力を軽減し、長時間の使用でも快適に使用することができます。
また、3つのマイクとVPU骨伝導センサー、そしてインテリジェントアルゴリズムの組み合わせにより、騒がしい環境でもクリアな音声通話が可能です。ファーウェイデバイス日本・プロダクトマネージャー 橋野 翼は、「『HUAWEI FreeBuds 6』の水滴の優雅さから着想を得たデザインは、日常のスタイルにさりげない洗練さを添えるようなデザインです。さらに、最大の進化点として、今回インナーイヤー型ワイヤレスイヤホンとしては画期的なデュアルドライバーシステムを搭載しており、想像を超えるディテールをお届けします。」と話しました。
◇発表会、タッチ&トライの様子

※1:心電図(ECG)はHUAWEIの心電図アプリケーションを指します。プログラム医療機器の承認番号:30600BZI00035000。この機能は、心房細動の兆候の検出を補助的に行うものであり、従来の医師による診断に替わるものではありません。結果はあくまで参考です。
【ゲスト登壇者】
‐山と溪谷オンライン 編集長 西村 健(にしむら・たけし)氏
‐シンガーソングランナー SUI(すい)氏
‐プロゴルフコーチ 菅原 大地(すがわら・だいち)氏
【登壇者】
‐ファーウェイデバイス日本・韓国リージョン プレジデント 賀 磊 (ハ・レイ)
‐ファーウェイデバイス日本・プロダクトマネージャー 窪田 洸(くぼた・ひかる)
‐ファーウェイデバイス日本・プロダクトマネージャー 宗 承亮(ソウ・ショウリョウ)
‐ファーウェイデバイス日本・プロダクトマネージャー 橋野 翼(はしの・つばさ)
【発表製品概要】
HUAWEI WATCH FIT 4 Pro
カラー:ブラック・ブルー・グリーン
市場想定価格:
ブラック・ブルー(フルオロエラストマーベルト)37,180円(税込)
グリーン(ナイロンベルト)39,380円(税込)
URL:https://consumer.huawei.com/jp/wearables/watch-fit4-pro/
HUAWEI WATCH FIT 4
カラー:ブラック・ホワイト・パープル・グレー
市場想定価格:
ブラック・ホワイト・パープル(フルオロエラストマーベルト)23,980円(税込)
グレー(ナイロンベルト)25,080円(税込)
URL:https://consumer.huawei.com/jp/wearables/watch-fit4/
HUAWEI FreeBuds 6
カラー:ブラック・ホワイト・パープル
市場想定価格:21,780円(税込)
URL:https://consumer.huawei.com/jp/audio/freebuds6/
HUAWEI WATCH 5
カラー:ブラック・パープル・ベージュ
市場想定価格:
46 mmブラック71,280円(税込)/46 mmパープル76,780円(税込)/42mmベージュ76,780円(税込)
URL:https://consumer.huawei.com/jp/wearables/watch-5/
HUAWEI Scale 3 Pro
カラー:ホワイト
市場想定価格:
9,680円(税込)