- 過去5年間の取引数推移
2018年頃からブームが加速した冬キャンプは、2019年から2021年にかけて安定的な人気を保っています。冬キャンプでの電気毛布を利用する際に必要となるポータブル電源等も発電機カテゴリに含まれており、当カテゴリの2021年の取引数は、5年前の2016年と比較し約1.6倍である7,988件を記録しました。
夏だけでなく冬のキャンプも広まった背景として考えられるのは、①キャンプをテーマにした漫画の発売とアニメ放送、②SNSの発信、③新型コロナウイルスの拡大などが考えられます。
2018年にはキャンプをテーマにしたアニメが放送され、人気を集めました。また、キャンパーたちがSNSで自身のキャンプの様子を発信することで、よりキャンプが身近なものになり、これまでキャンプに興味がなかった人々も関心を寄せるようになりました。
そして2020年はコロナの影響で、その人気は更に高まりました。屋外で空気感染の心配も少なく、密ではないことから安心して楽しめるアウトドアとして、ますます注目を浴びています。
今やキャンプは夏だけでなく、冬にも楽しめるレジャーになったことが分かりました。
当社では引き続き700億件を超える商品売買データを生かし、中古/オークション市場の流通情報や、世の中のトレンドを発信してまいります。
【調査概要】
データ抽出期間:2019年1月~2021年12月
調査方法:オークファンプロPlus(https://pro.aucfan.com)
- サービス紹介
オークファンプロPlus:約700億件ものビッグデータを活用したオンライン物販・小売向けリサーチツール。
▶ https://pro.aucfan.com
aucfan.com:オークション・ショッピングの相場検索・価格比較サービス。
▶ https://aucfan.com/
□オークファングループについて
近年における国内のBtoB卸売市場は300兆円*1規模と推定されており、非常に大きな市場に関わらず古い取引形態が残っています。また、SDGs*2に始まり、世界中で廃棄ロス問題が大きくクローズアップされおり、廃棄ロスは国内でも年間約 22 兆円規模に達すると試算しております。
この課題に対して、オークファングループは正面から向き合い解決すべく、「RE-INFRA COMPANY」をコーポレートアイデンティティとし、社会の様々な「RE」を統合した唯一無二の再流通インフラを構築し、卸売市場におけるSMB(中小企業・個人事業主)を中心としたデジタルトランスフォーメーション(DX)化・廃棄ロスの削減に取り組んでおります。
事業においては、創業来培った売買データとAI技術により商品の時価を可視化し、価格と販路を最適化する「aucfan.com(オークファン)」を中心とする在庫価値ソリューション、小売・流通業向けに流通を支援する「NETSEA(ネッシー)」「NETSEAオークション」を中心とする商品流通プラットフォームをSMB(中小企業・個人事業主)向け展開しております。
オークファングループは、卸売市場におけるDX化、リバースロジスティクス(返品物流)を含めた廃棄ロス問題の深刻化が今後継続するものと考え、両分野におけるリーディングカンパニーとなるべく、事業展開をしてまいります。
*1 経済産業省 2021年7月30日発表 電子商取引に関する市場調査より推察
*2 SDGs: Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)。2015年に国連で採択された2030年までに達成すべき目標
オークファン概要
会社名: 株式会社オークファン
代表者: 代表取締役 武永 修一
設立: 2007年6月
資本金: 8億8,408万円 (2021年9月末現在)
従業員: 157名 (2021年9月末現在 ※連結)
所在地: 〒141-0021 東京都品川区上大崎2-13-30 oak meguro3階
コーポレートサイト https://aucfan.co.jp/