金曜日, 11月 22, 2024
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天体撮影用モノクロCMOSカメラ「Player One Apollo-M MAX」発売のお知らせ

株式会社サイトロンジャパン(本社:東京都新宿区、代表取締役:渡邉晃)は、Player One Astronomy社の天体撮影用モノクロCMOSカメラ「Player One Apollo-M MAX」を2022年1月25日に発売致します。

天体撮影用モノクロCMOSカメラ「Player One Apollo-M MAX」発売のお知らせのサブ画像1

 

  • 発売概要

商品名:Player One Apollo-M MAX

価格
希望小売価格:オープン価格
市場予想価格:税込84,000円前後
※市場予想価格はあくまで弊社が予想する価格であり、実際の販売価格とは異なります。

発売日:2022年1月25日(火)
 

  • 主な特長

天体撮影用モノクロCMOSカメラ「Player One Apollo-M MAX」発売のお知らせのサブ画像2

天体撮影用モノクロCMOSカメラ「Player One Apollo-M MAX」発売のお知らせのサブ画像3

本製品は、SONY製IMX432センサーを搭載したApollo(アポロ)シリーズのフラッグシップとなるモノクロCMOSカメラです。1.1型の大きなフォーマットに、1ピクセルが9μm四方の大きなピクセルピッチを採用しており、非常に高い感度とダイナミックレンジを有するカメラです。
画素読み出しの際に被写体が歪まないグローバルシャッター搭載のセンサーのため、太陽面や月面の高速度撮影に有利です。

SONY製IMX432センサー搭載
Apollo-M MAXに搭載されている「IMX432」は第3世代Pregiusテクノロジーを採用した高性能なCMOSセンサーです。1.1型の大型フォーマットに1辺が9μm四方のピクセルピッチを採用しており、飽和電荷容量は100keと非常に大きく、広いダイナミックレンジを持っています。従来のCMOSセンサーと比較すると、IMX432センサーではバンディングノイズ(縞状のノイズ)が大幅に軽減され、得られる画質が大幅に向上しています。

天体撮影用モノクロCMOSカメラ「Player One Apollo-M MAX」発売のお知らせのサブ画像4_左:IMX174・MX178センサー 右:MX432センサー左:IMX174・MX178センサー 右:MX432センサー

パッシブ冷却システム(PCS)
撮影時にセンサーから発生する熱を効率的に外部に逃す機構を本体内部に備えています。太陽撮影時には太陽光によるセンサーの加熱を防ぎ、このシステムが無いカメラと比較して最大15℃(外気温27℃時)の冷却効果を得ることができ、低ノイズで安定した撮影が可能になります。
ディープスカイ撮影時にはセンサー自体で発生する熱を外部へ逃がすことで、センサーに発生するノイズ(ダークノイズ)を抑制する効果も期待できます。
※アクティブ冷却機能は搭載していません。

天体撮影用モノクロCMOSカメラ「Player One Apollo-M MAX」発売のお知らせのサブ画像5

 

天体撮影用モノクロCMOSカメラ「Player One Apollo-M MAX」発売のお知らせのサブ画像6

第二世代センサーチルトプレート
Apolloシリーズに搭載されているセンサーチルトプレートは、従来のものから改良が加えられ、調整可能な幅がより大きくなりました。センサーを傾けることで、太陽撮影の際に光学系によって発生する干渉縞を抑制が可能なうえ、光学系の傾き(スケアリング)を補正する際にも使用できます。

デッドピクセルサプレッション(DPS)テクノロジー搭載
DPSテクノロジーが搭載されたPlayer Oneのカメラは、ホットピクセルやクールピクセルと言った欠損画素(デッドピクセル)を自動で判別し、カメラ内部のメモリへ記録することで撮影時に自動的に補正を行います。これによりデッドピクセルを大幅に抑制することができます。

 

天体撮影用モノクロCMOSカメラ「Player One Apollo-M MAX」発売のお知らせのサブ画像7_左:DPS機能無し 右:DPS機能あり左:DPS機能無し 右:DPS機能あり

DDR3 256MBキャッシュメモリ搭載
本体内部に256MBのDDR3キャッシュメモリを搭載しています。フレームのドロップを回避し、読み出しを安定させることでリードアウトノイズを大幅に減らす効果があります。

HCG(high conversion gain)モード
Player Oneのカメラには独自のHCGモードが装備されています。HCGモードは、読み出しノイズを大幅に低減し、低ゲインと同じ高ダイナミックレンジを維持できます。Apollo-M MAXのゲイン設定が145以上になると自動的にオンになります。
 

  • 主な仕様

天体撮影用モノクロCMOSカメラ「Player One Apollo-M MAX」発売のお知らせのサブ画像8

商品名:Player One Apollo-M MAX
センサー:Sony IMX432(モノクロ)
フォーマット:1.1型(14.5mm×9.9mm)
解像度:1608×1104(約176万画素)
ピクセルピッチ:9μm×9μm
シャッター:グローバルシャッター
シャッター速度:32μs~2000s
QE:約77%
飽和電荷容量:100,000e
A/Dコンバータ:12bit
読み出しノイズ:2.6e~22.9e
HCGモード:対応
FPS:126(最大)
保護ガラス:ARコートクリア
フランジバック:12.5mm
データポート:USB3.0(Type B)
ガイドポート:ST4互換(RJ12)
内部キャッシュ:256MB DDR3
接続規格:31.7mm / M42 P0.75mm
質量:約145g(ノーズピース除く)
対応OS:Windows7,8,10

天体撮影用モノクロCMOSカメラ「Player One Apollo-M MAX」発売のお知らせのサブ画像9

付属品:1.25″ノーズピース、USB3.0ケーブル(2m)、ST4オートガイダーケーブル(2m)、1.25″キャップ、エアーブロワー、六角レンチ

 

※記載されている会社名・商品名は各社の商標または登録商標です。
※この商品は、天体望遠鏡専門店およびサイトロンジャパン直営店のみでの取扱いとなります。

【本製品についてのお問合せ】
株式会社サイトロンジャパン
国内営業部 ストア課 TEL:03-6908-3112

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Player One
Player One Astronomy社は、中国蘇州に拠点を置く天体観測機器メーカーです。「Player One」のブランド名の下、革新的な技術で洗練された製品を開発し、天体観測機器市場のトッププレーヤーを目指しています。
https://www.sightron.co.jp/playerone.html

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株式会社サイトロンジャパン
双眼鏡や天体撮影カメラ等の光学製品を製造・販売する光学メーカーです。海外製の交換レンズブランドや、世界最大の天体望遠鏡メーカーの国内代理店業務も行っています。
◆おかげさまで、2021年6月1日に創立60周年を迎えました◆
https://www.sightron.co.jp

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