株式会社文一総合出版(東京・千代田/代表取締役社長・斉藤博)は、新刊『新 紅葉ハンドブック』を2024年9月20日(金)に刊行いたしました。
紅葉の名所はもちろん、身近な野山や公園、高山まで、鮮やかに紅葉する樹木121種を紹介した紅葉図鑑、小社のベストセラー『紅葉ハンドブック』が16年の時を経て大幅改訂!『新 紅葉ハンドブック』として生まれ変わりました。
本書『新 紅葉ハンドブック』では、旧版と比べ2.5倍となる約300種もの紅葉を紹介。掲載種数増により総ページ数も80ページから160ページに倍増しました。屋外でも安心して使える専用のビニールカバー付きです。
この本について
葉が赤くなっているあの木はなんの木? この黄色い落ち葉はなんの葉? きれいに紅葉する木が知りたい。本書はそんなご要望にお応えする本格的な紅葉図鑑。鮮やかで美しい葉から、紅葉していることに気づかないほど地味な葉まで、約300種もの紅葉を紹介。実物の紅葉をスキャンしたリアルで鮮明な画像を満載しました。
巻頭にはよく見かける紅葉を選び、赤・橙・黄それぞれの色別、葉の一覧表を掲載。ぱっと見て「この葉は何の紅葉なのか」とめどを付けることができます。
解説ページの各種には、実物の紅葉の葉をスキャンしたリアルで鮮明な画像をバリエーションごとに掲載。縮小率を%表示しています。種名の横には筆者の観察経験で赤・橙・黄・褐色の4色3段階で表した「紅葉色マーク」を付けました。なお、他種とのちがいを表すため、紅葉色マークの縮尺に変化を付けるなど、なるべく色の差を強調。さらに、筆者の主観で紅葉が特に美しく鑑賞・観察にお薦めできる木には「きれい」マークを、紅葉が地味で目立たないことが多い木には「地味」マークを付けました。美しい紅葉を探す目安にもなります。
コラムでは、つる植物や高山植物の紅葉、草紅葉、紅葉しない木など、紅葉にまつわるあらゆる話題を紹介しました。
紅葉を深掘りしたい植物好きや自然観察愛好家から、紅葉狩りをもっと楽しみたいという方まで、紅葉に親しみたいすべての人の要望に応える、実物の紅葉をスキャンした画像を満載した本格紅葉図鑑です。
——紅葉の色や 時期は、環境、樹齢、個体、気象条件などによって変化し、近年は明らかに遅れています。紅葉に意識を向けることで、植物の魅力や生物の多様性、 気候変動を感じ、自然からのサインに気づく人が増えれば本望です。(前書きより)
著者について
著者:林 将之(はやし・まさゆき)
1976年、山口県生まれ。樹木図鑑作家、編集デザイナー、環境ジャーナリスト。千葉大学園芸学部卒業。葉をスキャナで撮影する方法を考案し、国内外の森を取材。自然や生態系の魅力と問題をわかりやすく発信する。著書に『葉で見わける樹木』(小学館)、『樹木の葉』(山と溪谷社)、『樹皮ハンドブック』(文一総合出版)、エッセイ『葉っぱはなぜこんな形なのか?』(講談社)など。樹木鑑定サイト「このきなんのき」主宰。 https://www.ne.jp/asahi/blue/woods/
商品仕様
書名:新 紅葉ハンドブック
著者:林 将之
発行年月日:2024年9月30日
書店発売日:2024年9月20日
定価:2,640円(本体2,400円+10%税)
ISBN13:978-4-8299-8183-2
判型:新書判(182×110mm)
ページ数:160ページ
電子版:あり
発行所:文一総合出版(東京・千代田)
文一総合出版サイト:https://www.bun-ichi.co.jp/
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